月曜日と思っていたら忽ち土曜日、6月と思っていたら忽ち7月に入った。
何故か漠然とした焦燥感にとらわれる。時が早く進みすぎていないか。
残り僅かな人生が、どんどん削られていくような気がする。
とは言うものの残りの人生を何に使おうとするのか、それさえも見えない。
ただ夢中で時を忘れて何かに取り組んでみたいという当てのない願望だけがある。
過去の人生においても「私はこれを成し遂げた」といえるものを持たない。
これから先も同じかもしれない。
60数年間、押し流されるままに働いては来た。
さあ、自由だよ、といわれた途端に実は何の自由もないことが分かる。
長い間培われた生き方は即座に方向転換はきかない。
「プロ中のプロである私が・・・」と言って逮捕された人がいるが、ああいう自惚れをもてるひとは幸せだ。さぞや生き甲斐を感じて生きていたことだろう。罪を問われる副産物として大金も持てた訳だし。
実は私も「それに関しては一流である」といわれることが望みだ。
それが何であるかを問わない。
一流の詐欺師でも構わない。もしそのために寝食を忘れて夢中に取り組めるならばだ。
かようにして、暫くの間老人の欝は続くだろう。
何故か漠然とした焦燥感にとらわれる。時が早く進みすぎていないか。
残り僅かな人生が、どんどん削られていくような気がする。
とは言うものの残りの人生を何に使おうとするのか、それさえも見えない。
ただ夢中で時を忘れて何かに取り組んでみたいという当てのない願望だけがある。
過去の人生においても「私はこれを成し遂げた」といえるものを持たない。
これから先も同じかもしれない。
60数年間、押し流されるままに働いては来た。
さあ、自由だよ、といわれた途端に実は何の自由もないことが分かる。
長い間培われた生き方は即座に方向転換はきかない。
「プロ中のプロである私が・・・」と言って逮捕された人がいるが、ああいう自惚れをもてるひとは幸せだ。さぞや生き甲斐を感じて生きていたことだろう。罪を問われる副産物として大金も持てた訳だし。
実は私も「それに関しては一流である」といわれることが望みだ。
それが何であるかを問わない。
一流の詐欺師でも構わない。もしそのために寝食を忘れて夢中に取り組めるならばだ。
かようにして、暫くの間老人の欝は続くだろう。