思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

シルバー人材センター

2006年07月31日 | Weblog
先日の土曜日、カラオケの練習に近所のカラオケの店に行った。
翌日の日曜日はカラオケ大会、その準備のため。

そこで隣り合わせた年配の男性、雑談しているうちに同い年であることが分かった。
彼は今でも働いている。
退職して2年間何もせずに家にいたが暇をもてあましてどうしようもなくて市の「シルバー人材センター」に登録したそうだ。
そしたらある日電話があって、今の仕事を紹介されたという。
そして只みたいな給料で某会社で働き始めたという。
時給500円だそうで、派遣社員よりもはるかに安いとか。
しかし、給料は問題でない、毎日働けることが嬉しい、70歳を超える人も一緒に働く中には居るといっていた。
彼は元々は技術者だったようで、機械が好きだったみたいだが、今の仕事はおばちゃんらと一緒に雑用的な業務といっていた。

そして私にも勧める勧める、とにかく「シルバー人材センター」に登録しなさい、としつこく言う。
私がよほどの暇人に見えたのかもしれない。
家に居てばかりだと奥さんに煙たがられるとか。

とにかく彼は今のところ充実した生活を送っているように見えた。
40年以上ひたすら働いてきて、定年といわれてもまだ体力は余っている。
とにかく働いていないと落ち着かないのだろう。
高度成長期を生きてきた会社人間の悲しい性であるのかもしれない。
豊かな老後なんてのはどこにあるのかねえ。

愚かで許しがたいこと

2006年07月31日 | Weblog
自分の愚かさはさておいて、最近のニュースを見るたびに怒りがこみ上げる。

武力紛争
 最近ではイスラエルとレバノンの武力抗争、歴史的憎しみ合いのための殺し合い。

オカルト教団
 「摂理」とかいうインチキ宗教。

独裁者
 隣国の臆病な独裁者、ただ保身のために存在し自己の歪んだ欲望に忠実に生きる人。

殺人
 確たる理由もなく理解できない保身のために人を殺す人。

私利私欲に生きる人
 税金を無駄遣いする国家、地方自治体にたかる団体。
 資源豊かな後進国に群がりその国の人々を虐げ漁りつくす企業群と国家群。
 人並み以上の資産を持ちながら更に冨を追い求める人。
 
弱いものいじめをして快感を味わう人
 学校でのいじめ。
 ホームレスへのいじめ。
 仲間はずれを画策して喜ぶ輩。

下らないテレビ番組を作るひと
 営利のための視聴率争い…只の資源のムダ使い。

謂れのない差別
 人種差別、貧富の差から来る差別、男女の差別。
 宗教上の差別。
 身分社会。

鼻の下を長くしているじじい
 俺だった。

生命って何

2006年07月31日 | Weblog
先日のテレビでアメリカの「デスバレー」が紹介されていた。
文字通り死の砂漠で気温が50度に達する時期もあるという。
谷底は塩が地面を覆い、かつては海であったことが分かる。しかも谷底は海抜マイナス60メートル、つまり海水面よりも低いことになる。
海底が隆起してアメリカ西部地域が出来上がった歴史があるという。

そのデスバレーだが年間砂漠状態にあるわけではなく、ほんの2、3ヶ月間雨が降って植物が芽吹き、谷に浅い湖が出来る時期がある。
その湖は塩分が海水の4倍に達する濃度の塩水である。そして雨の時期が終わると瞬く間に塩の砂漠と化す。

何とその谷で命をつないでいる魚がいる。
湖というかその水溜りが干上がる前に卵を湖底に産み付ける。
自らは産卵の後、湖の砂漠化とともに乾燥と高温の中で死に絶える。
湖底の泥の中に産み付けられた卵は、砂漠の高温の中で何割かが生き延びる。
僅かに湿り気のある土中に生みつけられた卵のみが僅かの水分を吸収して生き延びるのだそうだ。
卵の構造も水分は取り入れるが水分を外に出さないように作られているという。

そして雨が降り砂漠に浅い湖が出来ると孵化する。
忽ちのうちに僅かの藻を食べて成長する。
そしてまた卵を産み付けて死んでゆく。
まさに命を掛けて命をつないでゆく営みを繰り返している訳だ。

遠い遠い過去に地球に出現した命はこんな風にして遺伝子を成長させながら地球とともに命を繋いで来たのだろうか。

改めて生命の謎と不思議に圧倒される。