思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

人生の大問題

2006年07月20日 | Weblog
暫く前、古典講座を受講していた時、講師の人が面白いことを言った。
彼は多分私よりも若干年上、かつて某大学で古典文学の教鞭をとっていた。
したがって肩書きは名誉教授。リタイヤした教授程度の意味か。

彼は冗談交じりにこんなことを言った。
「日々忙しくしてバタバタと過ごす人は、人生いかに生きるべきか、なんていう人生の大問題に立ち入ることもなく一生を終える。・・・・」
私は半分居眠りしていたので、何の局面でこんなことをいい、その後どう続いたのかも記憶にない。
ただそのフレーズだけが記憶に残っている。

リタイアしてからは暇な毎日を過ごす私だから、仕事に追われることもなく下手な考えが浮かんでくる。
人生いかに生きるべきか、なんてことも考えたりする。
しかし、悲しいかな凡人、「下手な考え休むに似たり」で何の役にもたたない。
大体もう人生終わってるようなもんではないか。

凡人は余計なことを考えなくて済むように、忙しくバタバタとして一生を終えるのが幸せかもしれないな、と最近思う。

うぶ?

2006年07月20日 | Weblog
演劇の立会い練習が始まった。
しかし、会場が取れなくて発表は12月にずれ込みそうだ。何となく拍子抜けの感があって練習も身が入らない。
夜の部に属するグループは7月30日が公演日と決定している。
夜の部のグループは歴史が長い、今年で11年目だ。我が昼の部はまだ2年目、歴史が浅い上にド素人集団だから軽く見られている気がする。

昨日の練習である女性が私と手を取り合って喜ぶシーンがある。
彼女は何か躊躇気味に手を出す。勿論私は思い切り握り締める。柔らかい若い女の手だ。
ところがである。
彼女、演出の先生に
「私、夫以外の男性に触れたことがありません。物凄く緊張するんですが」
と訴えている。

「へっ」と思う。
今時古風な。ほんとにそんなことを感じているんだろうか。
まんざら嘘でもなさそうな。
まさか男と手を握ったら子供が出来る、なんて思ってないだろな。