思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

席替え

2006年06月23日 | Weblog
英会話初級クラスの席替えがあった。
2人づつ学校式に並んで座る。
私は32歳の大柄な豊満女性と並んで座ることになった。
彼女はイタリヤ語のオペラ歌手、イタリア留学経験ありの175センチの長身。
胸の谷間がやけに気になる。
いつもきつめのミニスカート、立ったり座ったりするとスカートがズリ上がるのでしょっちゅう両手で直している。

雑談の中で、彼女は来年結婚予定、彼との付き合いは10ヶ月だそうだ。
お見合いパーティに20回ほど通って見つけたそうだ。

「お見合いパーティにくる男性は小さい人が多いのよ」
「高学歴の人も多いけど、カスが多いのよ。いい男なら職場の女の子も放って置かないもの」
「お医者さんとも付き合ったけど、性格悪かったからやめた」

となかなか計算高い。
無事ゴールインして幸せな結婚生活が出来るよう祈る。








知能

2006年06月23日 | Weblog
人類だけが桁外れの知能を持ってしまった。
他の植物も動物も出来ないことが知能の発達で可能になった。

そして余計なことを考える術を身につけた。

必ず死ぬのに、生きている意味は何だろう。
卑しい心のうちを人には悟られないようにしよう。
恥くさい過去を忘れてしまいたい。
死の病には罹りたくないなあ。
嫉妬していることをバレないようにしよう。
聞き分けのあるいい子でい続けるのは苦しいなあ。
眠ろうとするのに眠れないのは何でだろう、何でこんなに心が騒ぐのか。
このことだけは忘れてはいけない、忘れたらえらいことになる。
ダンスで思い切り女の人のオッパイを腕で擦ってしまった、ワザとやりやがったと思われていないだろうか。
あのひとこの頃何となく冷たい視線で見るなあ、なんか悪いこと言った記憶はないけどなあ。

わずらいの種は尽きない。
しかし他の動物はそんことは考えもしないだろうな。
人間だけが悩まんでいいようなことまで悩む。


今日は雨

2006年06月22日 | Weblog
12時前に起床。
目覚めると濡れた道路を走る車の音で、雨がかなり降ってるなと思う。
昨晩は眠れなかった。
久しぶりのひとり寝のせいか。
加藤登紀子の「一人寝の子守唄」を思い出す。
午前3時半に朝刊が扉の郵便受けに入る「ドサッ」という音がする。
新聞を読み出したら午前4時を過ぎた。
缶ビールをのんで少し酔いが回ったところで眠りについた。

朝昼兼用の食事はご飯に梅干の蜂蜜漬け2個、昆布の佃煮?、ゆで卵2個、それに一皿のサクランボ。
サクランボはほんの先ほど着いた。
弟の嫁の実家がサクランボを栽培しているので、10年来毎年この時期に送ってくる。
ピンポーンとインターホンが鳴り、チェッ!新聞屋の集金かと思ったが、郵便局です、というのでパジャマ姿で出て行ったら宅急便だつた。
毎年欠かさず送ってくる。
そして当方からは毎年暮れに大阪のおせち料理のパックを贈ってあげている。
多分、暮れには当てにしていることだろうから止めるわけにはいかなくなった。

去年も同じようなことを書いた記憶がある。
ブログも既に1年以上になる。
あまり変わり映えしてないし、成長したようにも見えない。

暫くの間ひとり

2006年06月21日 | Weblog
女房が東京の娘のところへ出かけた。
多分1週間ほど帰ってこない。
うるさいのがいなくなって羽を伸ばせるぞと思う反面、3度の食事を全部自分で都合しないといけない。
それに部屋の鍵は絶対に忘れないこと。
鍵を失ったらマンションに入れないし、自分の部屋にも帰れない。
とんでもないことになる。
用心のため紐をつけて首に下げておこうか。

洗濯もやり方を指導して出て行った。洗濯物をためておいたら承知しないよということかな。
冷蔵庫の中身もあれこれ説明していった。
食べる順番も言ってた。

暫く振りの一人暮らし。
何かいいこと起こらないかなと思うが、いつも何も起こらない。
今度も何も起こらないだろう。

結婚35歳と59歳

2006年06月20日 | Weblog
今度の演劇の出し物は結婚の申し込みの挨拶がテーマ。
35歳の女性と59歳の男性が結婚する。
結婚する女性は、幼馴染の友人の娘。
こんなの有りかな。
しかも私はその59歳のおっさんの役を演じる。

昔旅行で24歳違いの夫婦に出会ったからありえないことではない。
確か音楽大学の教授とその生徒だった。
とても仲がよくてあてつけられた。

現実の私にはありえない話だけにせめて演劇の世界で楽しまなくちゃ。

時間の無駄とは言うまい

2006年06月19日 | Weblog
今日は女房のお供で自分からは決して望まない経験をした。

中村美律子のミニコンサートに行ってきた。
女房も中村美律子の歌は歌わないのに、入場料無料とあって無理やり付き合わされた。時間が無駄になるような気がしたが、そんなに貴重な時間を持っているわけでもないしお付き合いした。
1時間待って1時間でコンサート終わり、最後に本人さんと握手して帰ろうと思ったら、時間があるから映画を見るという。
これも無料の入場券あり、4本の映画のうち「DeathNote」というのを見た。
「ポセイドン」とか言うのもやってたが、多分「タイタニック」の焼きなおしみたいなもんだろと敬遠した。
コミックを映画化したもので高校生とか若い女の子ばかりが座っている。
死神の映像がよかった。
結構面白かったが、わざわざ映画館に足を運んで見るようなものではない。
しかも今日見たのは前編、後編は11月に封切されるというからバカみたい。

自分の意思を持っては、絶対に経験しないであろう経験ではありました。

清廉潔白とは思えない

2006年06月18日 | Weblog
日銀の福井総裁。
村上ファンドに1千万投資していた。
そして高額の配当を手にしていた。
小泉首相は、何ら方法を犯しているわけではなく辞任のことは考える必要が無い旨の発言をしている。
受け取った配当は数年間、ある年は数百万、ある年は数十万円といっているから、べらぼうな高額配当だ。
投資した1千円はおそらく数千万円に化けているのだろう。

清廉潔白であるべき日銀総裁が裏ではとんでもない金儲けをしている。
法は犯していないかもしれないが、国を率いる金融の頂点に立つ人が村上ファンドに投資しているとあればファンドの人気と信頼性は高まる。
意識は無かったとしても1事業家を応援して利益をもたらし、自分もその恩恵にあずかったことになる。

金持ちは金に汚い。
金持ち同士が手を取り合って儲ける仕組みをつくり更に儲けようとする。
株で大儲けするのは一番汚い。動かせる金が大きければ儲けも大きい。

貧乏人のヒガミかな。

企業のエゴ

2006年06月18日 | Weblog
エレベーターでの死亡事故が話題になっている。
特に気になったのはエレベーターの保守点検を請け負っている会社の発言だ。
保守点検の会社は市場競争で入札を通して契約価格はどんどん下がっているという。
安いに越したことは無いが、現実には驚くべき問題が起こっている。
製造メーカーからはエレベーターの設計図は企業秘密を理由に殆ど提供されないというではないか。
エレベーターはコンピューター制御されているから、設計仕様が分からなければ保守点検しようがない。
事実、保守点検は形だけのものになっているみたいだ。
動かしてみて正常に動けばそれでOK、異常があったとしても中小の保守点検会社は対処のしようがないという恐ろしい事態になっている。
仮に一部原因が分かったとしても、メーカーから補修部品を手に入れるのは大変だという。

これは製造メーカーが保守点検業務も系列会社で高値で独占したいという企業のエゴから来るものだ。
人命を運搬するエレベーターは公共性を有する運搬具だ。
製造メーカーの情報開示を義務付ける何らかの法的規制が必要に思える。
人が亡くなった以上、それくらいの強行法規が必要だと思う。
人の命と企業の利益、人の命の方が重いに決まっている。

人の数だけの人生

2006年06月16日 | Weblog
時々、道を歩きながら考える。
行き交う人、すれ違う人、自転車の人、自動者の人、白い杖をつくひと。
職業を想像する。
よく会う人。
近所の専門大学生は集団を成して歩く。
いつも犬の散歩に歩くおばさん、いつの間にか挨拶をするようになったが、どこの誰とも知らない。
子供の下校時に黄色い腕章をして辻辻にたつひと。

百人百様の人生が歩いているように感じる。
ひとつとして同じ人生は無いんだろうな、と漠然と思う。
みんな、好むと好まざるとに関わらず、この世に生を受けた。
そして精一杯生きている。
小さなことで思い悩むのは愚かなことだな、自分も精一杯生きていけばそれでいいじゃないか、なんて考えたりする。

男達の大和

2006年06月16日 | Weblog
昨日は市民会館へ映画を見に行った。
「男達の大和」
雨の中トコトコと歩いて数分。
2時から上映、900円也。
直前に入ったら席は結構埋まっている。
突然声をかけられた、近所の飲み屋の常連のおばちゃん。
彼女の隣は空いている。
「ひとり?」と聞かれる。
こちらも「ひとり?」と聞き返す。
彼女の隣に座らせてもらう。

戦艦大和の最後にまつわるお話の映画だ。
彼女はず~っと涙を拭きとおしていた。
彼女の親か知り合いでも大和に乗っていたのだろうか、と思いを巡らしてしまう。
それにしても、そんなに泣けるもんかい。
顔を見ては失礼かと極力気づかない風をしているのも余計に神経を使う。

やれやれ、映画は余計な遠慮をしないで見たいもんだった。