おかしな、おかしな宮古市議会(建設委員会)
委員会としても「鍬ヶ崎の地質調査、プレキャスト工法には疑問をもっている」が
それを事業主体者の岩手県に質問する「権能がない」ので不採択にする。という
「鍬ヶ崎の防潮堤を考える会」の陳情に建設委員会の出した結論である。
本当だろうか? 「権能」とは? 「権能がない」とは?
県であろうが国であろうが市民の負託をよしと思えば出向くのが議会人ではなかったか?
採択、不採択ではない。へんな臆病風がおかしい
2015.2.20 岩手日報
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2015.2.20 毎日新聞 岩手
深刻な岩手県の理由
地質調査 大震災の地殻変動の指摘に「地盤は局地的ではなく全体的に動いたのでデータに問題はない」と反論。地質学的問題発言だ。どういうことを言っているのか? 調査地点7カ所が震災前ボーリング、8カ所が震災後ボーリング地点なのに垂直・水平の移動誤差を無視するという意味?。というより地域を無視した(バカにした)調査だ。このようなデータを人は信用しない。
強度 「プレキャスト工法も鉄筋コンクリートつくりと同等の強度がある」と強調。強調や繰り返しが根拠とはいえない。部材と部材の接触面、ユニットとユニットの結合面の津波への強度を質問すると、接着剤や柔軟パッキン材の話を始める! 要するに「海水はもれない」事をいいたいようだ。本当のばかか?! 彼の話も私の話も専門家に裁いてもらいたいと思う。相当深刻…
住民の合意形成 「昨年11月4日の説明会で一定の理解を得たと判断した」という超深刻な「見なし合意」。一定の理解を振りかざしてどこでもかしこでも「見なし合意」の号令である。あまりにも見え見えな問答無用の官僚主義。直ちに止めなければ再び世界の物笑いになる。合意は市民や地区民がする事で役所は説明に徹して合意を助けるのが本意。役所が自分で「ごうい!」してなんになる。合意の到達点は市民や住民が分かるし判断するものなのです。岩手県庁には明治以来の「知らしめずヨラシムベシ」の官僚主義が延々と隅々まで浸透しているのをこの際打開するべきだ。
地元をバカにした工事のやり方 ↑