雪国に向かう（かまくら1）

　新幹線と言えども、新大阪のホームに立つのは、年間それほど多くない人生だった。

電光掲示板では「ひかり」よりも、「のぞみ」の方が回数が多いようである。





アヒルのような頭を持った「ひかり」が入ってきた。これが究極の流線形なんだろうが、まさにこれは。水鳥の嘴である。





東海道線、今回もまた富士山は見えない。もくもくと揚がる製紙会社の煙が元気である。これは水蒸気でしたね。




左：「はやて」と「こまち」が頭でドッキングです。盛岡で青森と秋田に別れます。
右：「こまち」の車輌です
　





掲示板もカラフルなものになりましたね。この方がよく判るというのでしょう。




空席が目立ちますね。しかし、彼は一所懸命に走ってくれる。




弁当を買う。東北の方言が書いてある。実際に現地の人と話していても70%くらいは意味が判らない。聞いてから頭をひねってみて初めて更に10％くらいは判る。あとは推理する。やがて相手も判りやすく一般的な言葉で語るように努めてくれる。
　



左：「仙台だより」弁当の中味、笹かまぼこ・鶏肉・仙台だがし、など。
右：重ね弁当「こまち」
　




雪が深くなってきた。屋根の上からの落雪が怖いですね。




山の中に入ると、太陽が見えてきた。