ついにやりました。目の手術。視力矯正レイザー手術。
タイ君を妊娠したとき、夫との約束だった。
「私があなたの赤ちゃんを産んでやる。でも妊娠出産は大変なことなんだから、なにかご褒美くれなきゃいやよ。」
それで、何がいいかと聴かれ、思いついたのがこれ、視力矯正手術ことLASIK手術。
日本ではどれくらい普及しているのか知らないけど、アメリカではかなりの人がこの手術で視力を矯正している。
社員たった30人ほどのうちの会社でも、もう4人がこの手術を受けて視力を矯正した。
しかし約束はしたものの、いったいどの医者がいいかなど、夫なりにいろいろと調べて答えを出したごようす。
選んだのはWilliam Ellisという先生。彼はこの世界のパイオニアの一人。
カリフォルニアで初めてLASIKを手がけた人。彼が行った手術の数は35,000件以上。オークランドやサンフランシスコのプロ野球選手の手術もすべて彼がやった。98%以上の人が手術後両目2.0の視力になったというから、信じてもいいのではないか。
それで、初めてこの医者を訪ねてみた。
私の目がLASIKに適しているかどうか見てもらうことに、すべて無料。
「あなたの目はとても健康なので視力を矯正するだけどスタンダードではなく、色も鮮やかにできるハイデフィニションが可能です。」
は?ハイデフ? テレビじゃあるまいし、ハイデフィニションなんて。
そこで、写真を見せられた。はっきり写ってはいるけど全体的に暗い写真と、はっきり色も鮮やかに写っている写真。
「今はっきりと見えていると思っているでしょ、でもこの状態なんです。」暗い方を指差す。
「ハイデフィニション手術をすれば、こうなります」鮮やかな方を指差す。
それだけじゃありません。
「夜運転をしていて、対向車のヘッドライトをまともに見ると、視力を奪われるでしょ。あれもなくなります。」
うわ、それってすごいかも。
スタンダードなら$3500、ハイデフなら$4200。まぁ、42万円といったころでしょう。たった$700の違いで一生が変わるんだったら、安いものではありませんか。
そくハイデフでお願いすることに。
「じゃあ、再来週にスケジュールしておきましょう。」
え?そんなにすぐ?
私にとっとは、めちゃくちゃ一大決心なわけで、そんなにあっさり決められるとなんだか拍子抜けする。
でも、待つ必要なんてない。よしいこう!
っということで、やりましたLASIK。
この手術の概要は以下のとおり(ウィッキーペディアより)
『イントラレース(レーザー)もしくは、マイクロケラトーム(カンナのような機械)で角膜の表面を薄くスライスし、フラップ(ふた状のもの)を作り、めくる。表出した角膜実質層にエキシマレーザーを照射し、角膜の一部を削る(蒸散させる)。その後、フラップを元の状態に戻し、フラップが自然に吸着する。角膜中央部が薄くなるため、角膜の曲率が下がり(凹レンズを用いたのと同じ効果)、近視が矯正される。 その他、乱視・遠視も矯正可能である。』
すなわち、目に見えないレーザーで目の表面をパカット空けて、なかの細胞をちょっととって角膜のカーブの度合いを変えることで視力を矯正するわけです。
手術当日。ドキドキ、ドキドキ。
「手術は2分ほどで終わりますからね。痛くもかゆくもありません。」
頭に髪の毛を覆う帽子をかぶって中に入る。
たった2分の手術に$4200ですか?
まぁ、それはおいといて。
小さな部屋の真ん中においてあるベッドに横たわる。
医者さんが入ってきて、にこやかに言う。
「なかの赤い光を見ていてくださいね。動かず、ただ一心にその赤い光を見続けていてくださいね。」
はい!
目にパカット何かをはめて、瞬きで目をつぶらないようにする。
目薬を何滴か差して、感覚がないようにする。
そして歯医者のようなギーーーーーンという音が聞こえてきて、頭上に機械が来たかと思うと、中に赤い光が見える。
これをただ一心に見続ければいい訳ね。
目薬をまた入れられて赤い光がぼやける。
ギーーーーン、その音が近づき、一瞬真っ暗になる。
目を開けているのに、真っ暗に。
そして、何かを焼くような変なにおいがして、また光が差す。
今度はあの赤い光がすりガラスの向こうにあるように、へんなボケ具合。
それでも一心にその赤い光を見続ける。
「はーい、よくできました、次は反対の目です。」
っともうひとつの目も同じごとく、目薬を何滴かさして、ギーーーーーーン。
本当の片目2分そこそこの、短い手術。
できるだけ目を開けないように、といわれ、夫に付き添われて目をつぶったまま家に帰る。
それから睡眠薬を飲んで延々と寝る。
なぜかというと、瞬きをするのはよくないから、とにかく寝てもらうのが一番ならしい。
翌日目が覚めて、「うわぁ~~~、すごい!」
気味が悪いほど、くっきりはっきり鮮やか。
外にでてそれの違いはもっと鮮明に。
木々の葉っぱの一枚一枚まで見える。
赤と緑と青がめちゃくちゃ鮮やか。
うわ、これ、これってすごすぎる。
もうめがねもコンタクトも要らない。
すべてがはっきりくっきり。
術後の経過をチェックするために医者を再び訪れる。
視力検査の結果両目2.0と2.0。
笑いが止まらない。
やった~、ついにやりました。
タイ君を妊娠したとき、夫との約束だった。
「私があなたの赤ちゃんを産んでやる。でも妊娠出産は大変なことなんだから、なにかご褒美くれなきゃいやよ。」
それで、何がいいかと聴かれ、思いついたのがこれ、視力矯正手術ことLASIK手術。
日本ではどれくらい普及しているのか知らないけど、アメリカではかなりの人がこの手術で視力を矯正している。
社員たった30人ほどのうちの会社でも、もう4人がこの手術を受けて視力を矯正した。
しかし約束はしたものの、いったいどの医者がいいかなど、夫なりにいろいろと調べて答えを出したごようす。
選んだのはWilliam Ellisという先生。彼はこの世界のパイオニアの一人。
カリフォルニアで初めてLASIKを手がけた人。彼が行った手術の数は35,000件以上。オークランドやサンフランシスコのプロ野球選手の手術もすべて彼がやった。98%以上の人が手術後両目2.0の視力になったというから、信じてもいいのではないか。
それで、初めてこの医者を訪ねてみた。
私の目がLASIKに適しているかどうか見てもらうことに、すべて無料。
「あなたの目はとても健康なので視力を矯正するだけどスタンダードではなく、色も鮮やかにできるハイデフィニションが可能です。」
は?ハイデフ? テレビじゃあるまいし、ハイデフィニションなんて。
そこで、写真を見せられた。はっきり写ってはいるけど全体的に暗い写真と、はっきり色も鮮やかに写っている写真。
「今はっきりと見えていると思っているでしょ、でもこの状態なんです。」暗い方を指差す。
「ハイデフィニション手術をすれば、こうなります」鮮やかな方を指差す。
それだけじゃありません。
「夜運転をしていて、対向車のヘッドライトをまともに見ると、視力を奪われるでしょ。あれもなくなります。」
うわ、それってすごいかも。
スタンダードなら$3500、ハイデフなら$4200。まぁ、42万円といったころでしょう。たった$700の違いで一生が変わるんだったら、安いものではありませんか。
そくハイデフでお願いすることに。
「じゃあ、再来週にスケジュールしておきましょう。」
え?そんなにすぐ?
私にとっとは、めちゃくちゃ一大決心なわけで、そんなにあっさり決められるとなんだか拍子抜けする。
でも、待つ必要なんてない。よしいこう!
っということで、やりましたLASIK。
この手術の概要は以下のとおり(ウィッキーペディアより)
『イントラレース(レーザー)もしくは、マイクロケラトーム(カンナのような機械)で角膜の表面を薄くスライスし、フラップ(ふた状のもの)を作り、めくる。表出した角膜実質層にエキシマレーザーを照射し、角膜の一部を削る(蒸散させる)。その後、フラップを元の状態に戻し、フラップが自然に吸着する。角膜中央部が薄くなるため、角膜の曲率が下がり(凹レンズを用いたのと同じ効果)、近視が矯正される。 その他、乱視・遠視も矯正可能である。』
すなわち、目に見えないレーザーで目の表面をパカット空けて、なかの細胞をちょっととって角膜のカーブの度合いを変えることで視力を矯正するわけです。
手術当日。ドキドキ、ドキドキ。
「手術は2分ほどで終わりますからね。痛くもかゆくもありません。」
頭に髪の毛を覆う帽子をかぶって中に入る。
たった2分の手術に$4200ですか?
まぁ、それはおいといて。
小さな部屋の真ん中においてあるベッドに横たわる。
医者さんが入ってきて、にこやかに言う。
「なかの赤い光を見ていてくださいね。動かず、ただ一心にその赤い光を見続けていてくださいね。」
はい!
目にパカット何かをはめて、瞬きで目をつぶらないようにする。
目薬を何滴か差して、感覚がないようにする。
そして歯医者のようなギーーーーーンという音が聞こえてきて、頭上に機械が来たかと思うと、中に赤い光が見える。
これをただ一心に見続ければいい訳ね。
目薬をまた入れられて赤い光がぼやける。
ギーーーーン、その音が近づき、一瞬真っ暗になる。
目を開けているのに、真っ暗に。
そして、何かを焼くような変なにおいがして、また光が差す。
今度はあの赤い光がすりガラスの向こうにあるように、へんなボケ具合。
それでも一心にその赤い光を見続ける。
「はーい、よくできました、次は反対の目です。」
っともうひとつの目も同じごとく、目薬を何滴かさして、ギーーーーーーン。
本当の片目2分そこそこの、短い手術。
できるだけ目を開けないように、といわれ、夫に付き添われて目をつぶったまま家に帰る。
それから睡眠薬を飲んで延々と寝る。
なぜかというと、瞬きをするのはよくないから、とにかく寝てもらうのが一番ならしい。
翌日目が覚めて、「うわぁ~~~、すごい!」
気味が悪いほど、くっきりはっきり鮮やか。
外にでてそれの違いはもっと鮮明に。
木々の葉っぱの一枚一枚まで見える。
赤と緑と青がめちゃくちゃ鮮やか。
うわ、これ、これってすごすぎる。
もうめがねもコンタクトも要らない。
すべてがはっきりくっきり。
術後の経過をチェックするために医者を再び訪れる。
視力検査の結果両目2.0と2.0。
笑いが止まらない。
やった~、ついにやりました。