白杖のトライリンガル

難聴だけじゃない?網膜色素変性症を併せ持つアッシャー症候群の息子達の日常を母の目からつづります。

家族が増えます

2010-09-25 22:46:55 | 家族
たい君を産んだとき、たった生後2ヶ月で仕事復帰して、すごく大変だった。
職場で、出張先で、母乳を搾っては棄てたあの時、もうこんなのは二度と嫌だと思った。

だ・け・ど・・・

のどもと過ぎれば熱さ忘れるのよねぇ~~~、私って、きゃは。

たい君が2歳半になって、大分手がかからなくなってきた今、なぁ~んだか何かが欠けているような気がして仕方ない。
まだやり残していることがあるような、このままじゃ満足できないようなそんな気分。

あるとき、友達のお母さんが言っていた。
「もう一人産んでおけばよかったなぁって、今思うのよ。でも年齢的にもう無理なんだけどね。」

そんな話を聞いて、色々考えていると気が変わってきた。

そ・し・て・・・

現在妊娠12週。
先日、元気に動く心拍を確認してきました。


子供が3人になる!
にぎやかになるぞ~~~。
いつもいつも、笑い声や泣き声、話し声や怒鳴り声が絶えない、にぎやかな家になるぞ。
ワイワイ、ガヤガヤ、ワンワン、ギャンギャン。
耳栓が必需品になるぞ~~~。


大きな車もいるぞ。
トヨタのシエナか、ホンダのオッデセイあたりがいいんじゃないかしら。

週末にはみんなでお出かけ。
ダディーが運転して、ママは助席。
後部座席には3人の子供。
子供達はお菓子の取り合いで、ワンワンギャーギャー大喧嘩。
結局ママにお菓子を取り上げられて、ぶーぶー文句を言うマー君。

そんな姿が目に浮かぶ。


夕飯もにぎやかになるぞ。

帰りが遅いママのために、夕飯は少し遅めの7:30か8:00。
ダディーが先に子供たちをお風呂に入れてくれて、ママの帰りを待つ子供たち。

飽きもせず毎日同じ会話が飛ぶ。
「ほらたい君、これも食べなさい、あれも食べなさい。」
「いやだ~。」
「何でも食べない子には、もうスナックをあげませんよ。」
「そうだよ、ぼくは何でも食べるから、スナックもデザートもあるもんねぇ。たい君にはなし。」
「あんたは、人のことはいいから、自分のを食べなさい。ほらマー君ブロッコリ食べてないじゃないの。」
「え~、いやだぁ~。デザートが欲しい。」
「デザートなんてありません。」


子供の食べ残しがもったいなくて、ついつい食べてしまうから、ママはぶくぶくと太る。

夕食が終わったら、宿題の時間。
家が狭くて勉強机が置けないから、みんなダイニングテーブルに持ってきてお勉強。
ちびはお絵かき。


にぎやかになるぞ~。
楽しくなるぞ~。


実は、一時期家庭を取るか、キャリアを取るかでずいぶん悩んだことがあった。
自分にとって最も大切なものはこの家族なんだけど、でも私の仕事をただ家計を助けるだけのものにはしたくない。どんどん出世していく同期や後輩の若い男共が羨ましく、負けるのが悔しくて、女に生まれたことを心のそこから恨んだ。
もう一人子供が欲しいという気持ちは私も夫も同じなのに、行き場のないこの苛立ちを夫に向けるしかなく、「妊娠、出産、新生児育児をどうして私がしなきゃいけないの。お前が妊娠しろ、お前が子を産め、お前が新生児育児をしろ!」っとどなりつけたものだった。
夫のどんな慰めの言葉も耳には入らなかった。

でも、ふと考えが変わった。
どっちかを選ぶ必要なんてないじゃないか。
どっちもやるぞ~~~ってね。

そりゃぁ、家に母親がいるほうが、子供にとってはいいに決まっているけど、びしっと仕事着に身を包んで、バリバリ働く母ちゃんが、子供たちに悪く写ることはないんじゃないかっと、いやきっと子供たちの自慢の母ちゃんになるよっと、(自分に都合のいいように考えるのは大変得意なので)考えるようになったわけです。

体力的には辛いけど、欲張りなのは私なんだから、弱音ははかないわ。

子沢山の、肝っ玉キャリア母ちゃんになるわよん~!!!


男の子でもいい、女の子でもいい、家が壊れるほど元気な子であって欲しい。
兄ちゃん二人だから、揉まれて強い子になるぞ~~~。

あ~、楽しみ。
生まれてくる赤やんも、その先に待っている新しい生活も。






ずぶぬれの2人

2010-09-21 22:01:12 | 子供
私の仕事が忙しくて休日出勤。

夫が子供たちを連れて遊びに来た。
お天気がいいので、噴水や人口の滝が綺麗なヤーバブエナ公園へ。

気づいたら、二人は公園の噴水池に入って遊んでいる。
おいおい、着替えなんて持ってきてないぞ。

マー君は足しかぬれないように気をつけているけど、たい君はおにいちゃんが言ったところはどこでも真似して着いていく。
それで深いところにざぶん。

上から下までずぶぬれ。

お願いだから風邪引かないでねぇ。









小学校の先生

2010-09-21 21:44:38 | 思うこと
マー君が日本の小学校に2週間通ったとき、担任の先生にそれはそれは気をとめてもらって、良くしていただいた。

先生がサラリーマン化しているなんて聞くけれど、いやいや私が知っている小学校の先生は情熱を持って先生をやっていますよ。

日本語教室の先生たちも、それはそれは気合の入れようが違う。
丁寧に準備をしているのがわかるし、宿題も丁寧に○付け訂正してくれている。

それに対してアメリカの小学校の先生と来たら・・・


先生からお手紙のプリントがかばんに入っていた。
それには細かく家でやって欲しいことが書いてある。
絵本の読み聞かせをして欲しいだとか、単語の綴りの練習のために単語カードを作って練習してほしいだとか。
宿題は毎日プリントが1枚出るから、親も一緒に取り組んで欲しいといった内容。

ただその最後にかかれてあったことに唖然。

「宿題の○付けや訂正は私はしません。親御さんでボランティアをしてくださる方がいたら、毎朝学校に来て子供の宿題の訂正をしてください。ボランティアがない日は宿題は集めるだけで訂正して返したりしません。」

はぁ?なにそれ。
あんた、それでも先生かい?
たった20人の宿題を見るくらい、そんなに時間はかからないでしょうに、なんとまぁ怠慢な先生だことよ。

先行きが不安になってきた。

サンフランシスコ動物園

2010-09-12 16:27:42 | 家族
夏休み最後の家族イベントとして、サンフランシスコ動物園に行ってきました。


アメリカの動物園は広くて広くて、動物がどこにいるか見えない。。。


あ、キリンだ。




歩いていると、あら孔雀がお散歩。


たい君が覗いているのはトラ。
数年前にこのトラが外に出てきて、高校生くらいの男の子を数人殺したんだよね。
中に靴が落ちていたことから、靴を投げたんじゃないかといわれているんだけど、目撃者はおらず、当事者は死んでしまって真相は明らかじゃないらしい。
当時はたい君が覗いているガラスの部分がなくて、コンクリートの部分までしかなかったらしい。


横から見たらこんな感じ。
堀があるから安全と思ったらしいけど、コンクリートのところまでならトラが本気になれば簡単に飛び越えられそうだよねぇ。
結構古い動物園だからその辺甘かったのかも。


おや、また孔雀が。
あっちこっちぶらぶら歩いてるみたい。


最後にメリーゴーランドに乗って・・・


ふと横を見ると、リスがベビーカーで遊んでいました。
かわいい。