マー君も私も毎週土曜日の日本語教室にすっかりなれて、土曜日が楽しみなくらい。
はじめはどうなることかと思ったけど、宿題も嫌がることなくちゃんとやるし、
毎日教科書の音読もやって、「大きくなったら日本語の先生になりたい。」
とまで言い出したマー君。
良かった良かったと安心していたところ、先日授業参観でマー君の授業風景を見に行ってきました。
授業内容は『のばす音』の表記の仕方。
あ段の音をのばすときは、「おかーさん」ではなく「おかあさん」と表記するといったもの。
先生は子供でも興味を持つように、「あ・い・う・え・お」はそれれぞれの段(家)のお母さん、で子供たちはお母さんに手伝ってもらうんだよ。っといった話をする。
なかなかうまいなぁ。
でも、『え段』のお母さんはお出かけしていていないから、え段をのばすときは『い』のおばちゃんが手伝いに来てくれるんだよ。それで「とけー(時計)」は「とけえ」ではなく「とけい」なんだよ。っといったお話。
先生が楽しくお話を作って説明しているあいだ、
他の子はみんな先生を見て授業に参加しているのに、
マー君は机の上に寝そべるような姿勢で、
筆箱を鉛筆でつついて遊んでいる。
全然聴いてない。
「ではやってみましょう。」っとプリントを始める。
マー君のプリントをそっと覗いてみると、今先生が言ったばかりのところ、え段をのばすときは「い」を入れるといったのに、『え』を書いているマー君。
がっくり。。。
そんな調子で授業中ず~っと筆箱を鉛筆でつついて暇そ~~~にしているマー君。
先生の話は全然聴いてない。
今補聴器が片方壊れていて修理に出しているから、一つしかしていない。
そのせいで、先生の話がよく聞こえてないんだろうか?
先生がしゃべっている日本語がよくわからないんだろうか?
それとも、集中力がないんだろうか?
この分だとアメリカの小学校でも同じようなものかもしれない。
夫に言ってみる。
「ねぇ、アメリカの学校では授業参観はないの?マー君は授業を全然聞いてないかもしれない。」
「ねぇ、先生たちがマー君は本当に優秀ですよ~って言うのは、ただ親を黙らせるために言ってるだけじゃないの?信じちゃだめだよ。」
「ねぇ、こっそり授業風景を見に行ってみようか?」
「ねぇ、日本語教室でも、FM補聴器をつけたほうがいいかもよ。数千ドルかかっても、いいやつを買ってあげようよ。」
夫はあんまり気にしてない様子、「はいはい」とあしらってあまり取り入ってくれない。
むかつくなぁ~、切れる私!
「何で自分の息子なのにそんなのんきでいられるのよ。あの調子じゃマー君全然楽しんでないじゃない。辞めたいって言い出す日も近いよ。他の子よりできないのって辛いんだから。」
「でも本人が日本語教室が好きだ、楽しいって言ってるんだからいいんじゃないの?」っと夫。
どうしてこんなに無関心なの?腹が立つ腹が立つ。
それにしても、あのマー君の授業態度にはがっかりだわ。
あのぶんじゃぁ勉強ができるようになんて到底なれないわ。
勉強が好きになるどころか、学校に行くこと、教室にいることが苦痛になってもおかしくない。
登校拒否なんかになったらどうしよう。
マー君とじっくり話し合ってみよう。
それでまた夫に相談する。
ねぇ、マー君と話し合ってみようと思うんだけど。
それでも夫はやっぱりあまり関心がない様子。
「え~?何を~?」
「ちょっと、どうしてそんな無関心でいれるの?日本語教室だから?あのマー君の授業態度見たでしょ。全然先生の話なんて聴いてなかったじゃない。あの分だと、アメリカの学校でもあの調子よ、あんなんだったら落ちこぼれ間違いなしよ!!!」
もう、夫になんかたよってられない
マー君を呼んで訊いてみた。
「マー君、先生が言っていること聞こえてる?」
「うん。」
「先生が言っていることわかる?」
「うん。」
「みんな本読むのじょうずだったねぇ。日本語も上手だねぇ。」
マー君はにっこりと笑って一言。
「うん、でも僕が一番上手だよ!」
・・・・
あ、あっそう。
「そ、そうねぇ~、マー君がいっ一番上手だねぇ。うん、ママもそう思う、マー君がいっ一番上手。」
あ、なんか肩の力がガクッと抜けた。
ま、本人がそう思っているんだったらいいや。
心配する母がアホなのか?
なんかよくわからんけど、まぁ、これでいいことにしましょう。
天真爛漫でよろしい。
あんまり心配するのはやめよ。
はじめはどうなることかと思ったけど、宿題も嫌がることなくちゃんとやるし、
毎日教科書の音読もやって、「大きくなったら日本語の先生になりたい。」
とまで言い出したマー君。
良かった良かったと安心していたところ、先日授業参観でマー君の授業風景を見に行ってきました。
授業内容は『のばす音』の表記の仕方。
あ段の音をのばすときは、「おかーさん」ではなく「おかあさん」と表記するといったもの。
先生は子供でも興味を持つように、「あ・い・う・え・お」はそれれぞれの段(家)のお母さん、で子供たちはお母さんに手伝ってもらうんだよ。っといった話をする。
なかなかうまいなぁ。
でも、『え段』のお母さんはお出かけしていていないから、え段をのばすときは『い』のおばちゃんが手伝いに来てくれるんだよ。それで「とけー(時計)」は「とけえ」ではなく「とけい」なんだよ。っといったお話。
先生が楽しくお話を作って説明しているあいだ、
他の子はみんな先生を見て授業に参加しているのに、
マー君は机の上に寝そべるような姿勢で、
筆箱を鉛筆でつついて遊んでいる。
全然聴いてない。
「ではやってみましょう。」っとプリントを始める。
マー君のプリントをそっと覗いてみると、今先生が言ったばかりのところ、え段をのばすときは「い」を入れるといったのに、『え』を書いているマー君。
がっくり。。。
そんな調子で授業中ず~っと筆箱を鉛筆でつついて暇そ~~~にしているマー君。
先生の話は全然聴いてない。
今補聴器が片方壊れていて修理に出しているから、一つしかしていない。
そのせいで、先生の話がよく聞こえてないんだろうか?
先生がしゃべっている日本語がよくわからないんだろうか?
それとも、集中力がないんだろうか?
この分だとアメリカの小学校でも同じようなものかもしれない。
夫に言ってみる。
「ねぇ、アメリカの学校では授業参観はないの?マー君は授業を全然聞いてないかもしれない。」
「ねぇ、先生たちがマー君は本当に優秀ですよ~って言うのは、ただ親を黙らせるために言ってるだけじゃないの?信じちゃだめだよ。」
「ねぇ、こっそり授業風景を見に行ってみようか?」
「ねぇ、日本語教室でも、FM補聴器をつけたほうがいいかもよ。数千ドルかかっても、いいやつを買ってあげようよ。」
夫はあんまり気にしてない様子、「はいはい」とあしらってあまり取り入ってくれない。
むかつくなぁ~、切れる私!
「何で自分の息子なのにそんなのんきでいられるのよ。あの調子じゃマー君全然楽しんでないじゃない。辞めたいって言い出す日も近いよ。他の子よりできないのって辛いんだから。」
「でも本人が日本語教室が好きだ、楽しいって言ってるんだからいいんじゃないの?」っと夫。
どうしてこんなに無関心なの?腹が立つ腹が立つ。
それにしても、あのマー君の授業態度にはがっかりだわ。
あのぶんじゃぁ勉強ができるようになんて到底なれないわ。
勉強が好きになるどころか、学校に行くこと、教室にいることが苦痛になってもおかしくない。
登校拒否なんかになったらどうしよう。
マー君とじっくり話し合ってみよう。
それでまた夫に相談する。
ねぇ、マー君と話し合ってみようと思うんだけど。
それでも夫はやっぱりあまり関心がない様子。
「え~?何を~?」
「ちょっと、どうしてそんな無関心でいれるの?日本語教室だから?あのマー君の授業態度見たでしょ。全然先生の話なんて聴いてなかったじゃない。あの分だと、アメリカの学校でもあの調子よ、あんなんだったら落ちこぼれ間違いなしよ!!!」
もう、夫になんかたよってられない
マー君を呼んで訊いてみた。
「マー君、先生が言っていること聞こえてる?」
「うん。」
「先生が言っていることわかる?」
「うん。」
「みんな本読むのじょうずだったねぇ。日本語も上手だねぇ。」
マー君はにっこりと笑って一言。
「うん、でも僕が一番上手だよ!」
・・・・
あ、あっそう。
「そ、そうねぇ~、マー君がいっ一番上手だねぇ。うん、ママもそう思う、マー君がいっ一番上手。」
あ、なんか肩の力がガクッと抜けた。
ま、本人がそう思っているんだったらいいや。
心配する母がアホなのか?
なんかよくわからんけど、まぁ、これでいいことにしましょう。
天真爛漫でよろしい。
あんまり心配するのはやめよ。