

水曜日の浦和記念、キングスゾーンは6着でした。
勝ったスマートファルコンは、重馬場、1番枠、54kgと条件が揃ったとはいえ、スタートから逃げて最後も後続を7馬身離す圧勝でその強さを存分に見せつけました。
キングスゾーンにとっては、軽い馬場だった上に、道中前に強い馬がいて、後ろからは早めの突き上げと厳しい流れになってしまいました。
吉田稔騎手の仕掛けも、去年のこのレースに比べて1ハロン以上早く動きはじめたように見えました。
早すぎるようにも見えましたが、周りが動き始めていただけにあそこで動かなければ逆に問題。
新聞には絶好調宣言も出ていましたし、そこら辺はジョッキーとしても頭にはあったでしょう。
NO GUTS,NO GLORY.
馬の力と頑張りを信じて勝ちに行った騎乗は、馬券を買っている方にとっても納得のいくものでした。
ある程度予想できた展開ではあったとはいえ、それにしても全く良いところが出せないままの流れのレースになってしまいました。
時計勝負になるとやはり厳しいですね。
やはり今回は、馬の能力を信じて自らペースを作った岩田騎手が光ったレースだったと言えるでしょう。
今日の競馬新聞において、調教診断などから絶好調となっていたキングスゾーン。
ただ素人考えで思ったのは、逆にこれくらいの距離のレースの場合は、気合いが乗り過ぎることによって前半から行き過ぎてしまわないかという不安がよぎりました。
前回が盛岡の1600m戦でしたし、過去のレースでも同じようなことがありましたから。
好調の要因に、「心、技、体の3拍子」とよく言われます。
競馬の場合、「技」の部分は調教師であったり騎手による部分が大きなウエイトを占めると思われますが、あとの「心」と「体」の部分はやはり馬のコンディションを指すものであるでしょう。
~絶好調~というのは、まず馬の肉体的コンディションを指すものであるのでしょうが、また同時に”気合い乗り”のような馬の精神的部分にことも少なからず含んでいるように思います。
今回の浦和の2000m戦。
それは、キングスゾーンの「心」の絶好調が、「体」における好調の限界点を超えてバランスを失いやしないかという不安です。
それはフィジカルな部分でも、特に心肺機能の部分。
極端に言えば、「距離適性」というものかも知れません。
~絶好調~な時こそ、キングスゾーンにはマイル戦辺りが向くのではないか?
・・・・・という愚かな素人の浅知恵。
理由も根拠もない、ただ馬券を当てたいがためだけの猜疑心。
ただパドックでは落着いているように見えましたし、そんな疑心暗鬼はすぐに消されてしまったのですが。
でも、実際のところはどうなのでしょうね。
そもそも「距離適性」って一体何なんでしょう?
馬の何が要因になって距離適性たるものを生み出しているのでしょうか。
私の興味は尽きません。


ところで私の方は、
NO MONEY, NO GLORY.(笑)
今回でとうとう競馬資金も尽きてしまった状態。
12月も近づき仕事の方も忙しくなるので、競馬は少しお休みの予定です。
ボー○スもあるにはあるのですが、今年はほとんど当てにはできませんし、初めからそちらは競馬資金にすることは考えていませんから。
せいぜい「JCダート」か「有馬記念」、地元の「名古屋グランプリ」くらいはやりたいとは思っているのですが。
それに伴い、ブログも少しペースダウンです。
時間がない~というのも確かなのですが、それはこれまでも同じこと。
ただそれ以上に、頭の中のウエイトが仕事で大部分を占めるようになると思うのです。
年の瀬は特に仕事もいい加減にはできませんから。
考えてもみれば、自分でもこんな状態でよく続けられていると思うこともあります。
仕事もハードです。
身近なところでも、精神的にやられてしまったり、体を壊したりしてリタイヤしていった人はこれまで知っている人だけでも片手では納まりません。
もちろんそれ以上に、自らドロップアウトしていった人も大勢いるのですが。
「つらい」とか「苦しい」とか、言葉で書くには簡単ですけど、そういう人たちにとってはそれは人生に係わる重要な問題だったに違いありません。
そういう人たちのことを思い返すと、今でも心が痛いです。
私もこの歳になってまで怒鳴られまくって、毎日なにやってんだろ?
(私が逆の立場のこともありますが・・・)
でも、そもそも私が身を助けているのは、このいい加減な性格なのでしょうね。(笑)
それがアダとなっていることも多いのでしょうが。。。
歳も取りましたし、だからせめて頑張るところは頑張らねば。
今回のキングスゾーンはエロチックに負けてしまいましたが、やはり人間も少しはエロチックに生きなければ魅力がないと思うのです。
歳を取ってくると自尊心や体裁などが邪魔をして、なかなかエロチックには生きられなくなってしまうものです。
損得勘定ばかりではなく、少しは何かを成し遂げるために形振り構わず進むことも時には必要なのでしょう。
ああ、ただそれは、エロオヤジになるって意味ではありませんよ。
・・・・・・・一応、念のために。(笑)
NO GUTS,NO GLORY!!


ケータイもハードな使用環境にカメラのレンズが致命的状態。
何かの演出効果のように全てぼやけてしまいます。
こちらも、そろそろ潮時なのですかね。。。