服部のマタちゃん。
なんと今週の最終戦に滑り込み出場。
今シーズンあれほど地味だった成績ながら、賞金ランキング25位を確保した。
印象としては、原江里菜プロとか穴井詩プロの方がよほど調子が良いシーズンのように思えていたのだが、そこら辺りはさすがというべきだろう。
ただ、彼女の持っている本来の力からすれば、とても十分とは言い難い一年。
ずっと右肩上がりであった成績も、今年初めて停滞した。
ここまで真っすぐゴルフだけやってきた彼女だから、今年はちょっと休憩というところだろうか。
24、5といえば、まあ女性としてもいろいろ考える難しい年齢だとは思うけれど。
でも横峯さんなんか、そのままもっと先まで行ったのだし、兄弟弟子の森田さんは、さらに高いところへ行こうとしている。
まあ、今の日本でやっていくのは、マスコミやファンの性質も含め何かと大変ではある。
トッププロの宿命・・・といえば、それまでの話ではあるが。
また、宮里藍プロや有村智恵プロなどのようにアメリカツアーへ出ていくのも、ひとつの手。
レベル、生活、食事、コミュニケーションなど大変なことには間違いないが、あまりにも周りの喧騒が過ぎるならば、逆にゴルフにちゃんと一人向き合える環境といえるかも知れない。
その点、横峯さくらプロは同じ場所でずっと長らく第一線を張ってきた。
マスコミに晒され、勝っても負けても常に世間の注目を集める中でのプレーを余儀なくされてきた。
これは想像以上に凄いことだと思う。
まあ、あくまで“稼ぎ”が目的ならば、彼女レベルならば日本にいた方がよほど美味しいとは思うが。
はてさて。
服部プロはどこへ行く?
今後どうなる?
こんな一人のただの下衆なオヤジファンが、知る由もない。