とうとう逃げ切った森田理香子プロ。
まさにハナ差。
競馬でよく言われることだが、ほんのわずかなハナ差でも、名を残すのは勝者のみ。
そういうものだ。
シーズン通して振り返ってみれば、まさに怒涛のスタートダッシュを決め、大逃げを打った形。
4コーナーを曲がり最後の直線で一度差されたが、またゴール前で鮮やかに差し返してみせた。
まさに、逃げ馬の一番美しい勝ち方。
まあ本人自身はまさか計算通りというわけでもあるまいが、この勝ちには価値がある。
ハナ差でも勝つことによって、今後見える景色も違ってくるだろう。
今後それが自身のためになるか否かは、本人次第ではあるのだが。
とにかく良くも悪くも、森田理香子プロは、華のある目立つプレーヤーである。
このまますくすくと伸びていって、世界に通用する選手になってもらいたいものである。
また今回は盛り上げ役に終わってしまったが、横峯さくらプロの存在の大きさも十分感じさせてくれた。
今年の女子を大いに面白してくれた立役者であることに間違いはない。
素晴らしい敗者がいるからこそ、勝者の価値も高まるというものだと思う。
自分でも忘れてる。(笑)
森田理香子プロに関する過去の記事をちょっと振り返って集めてみた。
→ 「いもキャラ、あねキャラ。」(12年12月8日付)
→ 「まっすぐ。」(13年3月11日付)
→ 「4スタンス理論。」(13年6月17日付)
→ 「まなびと。」(13年6月21日付)
→ 「たおやかに、願わくば麗らかに。」(13年11月26日付)
よくもまあこんなに、我ながら勝手なことを言っているものだ。(笑)
とはいえ、記事ならば服部真夕プロの方が断然多いのだが。。。
記事が多いということは、それだけ気になっているということだろうか。
マタちゃんに関しては、とにかく今年は完走したことが素晴らしい。
遠回りが多い彼女ではあるが、それはいつか大きく花開く。
ヒイキ目ではなく、今でも勝手にそう信じている。