夜汽車

夜更けの妄想が車窓を過ぎる

ベーシック・インカム

2012年05月04日 22時07分36秒 | 日記
結論を先に言おう。日本再生の道は最早これしかない。反対意見は一点に集中する、曰く怠け者を作る。反対意見に反論しよう。窓際族と言う言葉がある。何もしなくてよいと言うわけだが、『こんなに苦しい事はない』らしい。定年退職したら釣り三昧と言っていたが簡単に飽きてしまったと言う話を聞いた。会社で女子社員がやって来て言う、『次長、何か仕事ない?ひまで死にそう』と。まあこんな会社もどうかとは思うが。『人は飽きる生き物』である。決して留まって居れない。無論惰眠を貪るのにも飽きる。まあそういう民族が居るかもしれないが。そこから始まるのである。何が?『創造』ですよ。全ての物事を『金銭で図る』ことこそ異常なのである。鳥獣戯画の鳥羽僧正は朝8時に勤行か何かを始めて5時の定時まで何かしていなければお布施の類をもらえなかったのだろうか?そんなことはない、大方は遊んでいた筈です。遊んでいたからあんな絵が出来た。清少納言だって優雅に暮らして『すまじきものは宮仕え』などと言って欠伸をしていたから『春は曙・・』なんてふと書いて、とうとうあんなものが出来てしまったんじゃないですか。歌舞伎の起こりは出雲阿国、と言われた人々の中から出たのでしょう?遊び人でしょう?遊びの天才はアメリカ人、スケートボードもサーフィンも遊びの中から出て来たのでしょう?肛門期固着二宮金次郎的美談執着気質の額にたて皺を寄せたオジサンオバサンから未来に大発展するような何物も出てきません。勿論ネクタイ締めて首から名札をぶら下げた階級の人々からも、高層ビルを颯爽と歩くピッカピカの人々からも、未来の日本を支える何物も出てきません。今の日本は若者が『誇りを持って』生きることが出来ない。才能があっても『生活の為に非正規にならざるを得ない』或いはその機会さえも無い。こんな酷いことを無能と無策と怠慢と保身と尊大と既得権執着で国を動かす人々がやっている。蒙古襲来時に偶然の顔をして台風を運んで来た日本神界からそのうち罰があたるよ。勢力拡張目当てに自分の子分を増やそうと愚かな(と見くびられている)一般大衆受けする者を選挙に出して当選させる、欲と二人連れで『まつりごと』の何なるかを知りもしないものが国会議事堂に上る・・・”荒らす憎むべきものが立ってはならないところに立っているのを見たならば・・・”と聖書にあるね。
国民をして『どのようにして命を繋いで行こうか』と思い悩ませる国、日本。確か程度の差こそあれ、やはり既得権執着と保身に汲々の為政者が居る国が近くにあったな。ベーシックインカムによって国民の多くが持っているそこはかとない不安、来月の収入が無いかもしれないとの危惧、などなどを取り去るだけでこの国は活力を取り戻す。そえは日本の歴史が保証している。もっと庶民の歴史を勉強したまえ。平安時代にはちゃんと班田収受の法と言うものがあった。何も新しいことではない。