こちらが本家ですから・・・
これ!大好きな牡丹餅!
最高に美味しいのです。
この味は昔からず~っと変わりません、大きさを除いては・・・
何時頃からこんなにスカスカになったのか分かりませんが、昔は下敷きなど見えませんでした。
生き残るために・・・大変なのです、多分。
ある食堂での出来事。
隣のテーブルに着いた男性が従業員の方が来るなり何か言い始めた。
このお店はチェーン店で、今治にある同名店のことを言っているようです。
対応が悪いのか、お料理が悪いのか・・・
この店と比べておっしゃっているのです。
「あちらの店は暖簾分けされたお店で、こちらが本家になります。分家の方は経営者が違う為に・・・」
何もすることがなかったので聞き入ってしまいました・・・
何が違うのか、最後まで聞きとれなくて・・・良かったのやら悪かったのやら。
でも、何げに聞こえて来て聞き入るコイツもコイツであります。
嫌なヤツ!
分家は分家で基本はちゃんとしながらもオリジナルみたいなものを作っていくのでしょうか。
接待にしても、料理にしても・・・
そう言えば、宇和島にも結構有名な「中華そば屋さん」があります。
商店街に程近くに本店があり、我が寺がある校区にも支店がありました。
私は勿論近くの支店の方に行っていたのですが、本店より美味しかったように思うのです。
こちらにしかないメニューもあったりして・・・
「カレーラーメン」最高に美味しかったな~!
当時、本店にはカレーうどんはありましたが、カレーラーメンはなかったのです。
私はカレーラーメンが好きなので、無理に作っていただいたことがありました。
カレーうどんがあるのでだし汁等もそのままいけるのでしょうし、麺も同じものでした・・・
が、小さきコイツでも何か違う・・・そう思えたのです。
今では本店にも「カレーラーメン」のメニューがあるものの、極稀に行ってやっぱり支店の味を求めるコイツがいるのです。
今ではこちらは閉めてしまって無くなってしまいましたが・・・
どうなんでしょうね~・・・こういうの。
お客さんはその看板見てやっぱり同じ味を求めるのではないのでしょうか・・・
寺も比べられます・・・
あの寺はこうで、この寺はこうで・・・
同じ御教えをいただくものの僧侶の有様で比べられてしまうのです。
あの寺の住職はこうで、この寺の住職はこうで・・・
そんな話を聞くとあまりいい思いがしませんし、他所でこんな風に言われるのかって思うことです。
それぞれの住職はそれぞれの住職でいろんな考えを持たれているので違いはでてくるのでしょう・・・
でも、お念仏のお味わいはどこで聞いても喜べるように大切にお取次させていただいているのではないでしょうか。
お念仏を申させていただきましょう!