明源寺様で開かれている仏教讃歌を歌う集いに参加させていただきました
おみのり(仏法)でつながる皆さんと阿弥陀さまの前で、のびやかに、晴れやかに、仏徳讃嘆の歌を歌わせていただきました
ひとりの声は
ちいさいけれど
それぞれが
響きあって
楽しい歌に
なるのですね
貫禄か~・・・
一時期、15キロ減でまだまだ痩せれそうな勢いでした。
それがよ~したもんで止まるんですね。
そして、止まるだけでなく増え始めます、徐々に・・・
それが今年の春先のこと、
まっ、夏になれば直ぐに落ちるだろうって楽観視していました。
一応、それなりに努力しているのですが現実は甘くないです。
徐々に増えます・・・
まいったな~・・・
2~3キロ増を行ったり来たり。
出不精なコイツはサウナすら行くこともしなので減りません。
それなりにするべきことを毎日しているのですが・・・
こんな状況の中、お参りすると
「また痩せられたかな~」
「いや~、リバウンドで悩んでいるくらいです」
「ご院さん、肥えている方が貫禄あっていいですよ」
これがなかなか難しいところで、
その言葉に甘えてブクブク肥えると
「坊さん、いいものばかり食べるもんだから・・・」
捻くれている訳ではなくそう耳に入ってくるのですから・・・
苦笑いするしかありません。
ご門徒それぞれに持たれるイメージというものがあるのでしょうか・・・
祖父は体格のいい人でした。
現役の頃は100キロ級だったとか。
祖父をよく知る人はいつも話してくださいます。
着物とダブルのスーツってイメージ。
勿論、節団説教もピカイチでしたのでそれなりに自分自身も自信があったのでしょう。
そりゃ、重々しい風格があったのかもしれません。
そんなところで貫禄って語られるのでしょうか・・・
コイツには無縁の言葉です。
重々しい風格もなければ確たる自信もありません。
ただただ、今日を生きることに精一杯のコイツ・・・
グッと・・・
常例法座をお勤めさせていただきました。
台風の吹き戻しがキツイ中、2人のご門徒がお参り下さいました。
お一人は仏婦の若手の方。
ピアノに歌にと何でもできる心強いお方。
もう一人は、ガハハおじさんことウチの副総代長さん。
朗らかで優しく、気さくな接しやすいお方。
この方が仰るのです、
「今年になって2月からお参りさせていただくようになって本当によかった」って。
「本当に嬉しいです」ってコイツ。
歌大好きなのだそうだがお正信偈の声が聞こえません、
「Tさん、大きな声でお勤めさせていただきましょう。間違ってもいいんですから・・・」
「そうよな~」って恥ずかしそう・・・
でも、茶話会になると全開バリバリ。
少人数で寂しい空間をガハガハガハって豪快に笑いながら賑やかにして下さいます。
法要のこと・・・
お寺のこと・・・
親身に考えて下さりながら話します。
住職にとって心強いことです。
ガハハおじさん曰く、
「お袋に叱られたことがある。直ぐに怒るな、グッと我慢しなさい。
でなければ言わなくてもいいことまで言ってしまうから・・・」
この言葉を大切にされて生き抜きます。
「3回までは我慢できる。でもそれ以上は・・・」
その我慢の上に偉そうなコイツもおらしてもらうのでしょう。
コイツもグッと歯を食いしばります・・・
「くそったれが~」って。
恥ずかしいことです。
どこまでも思い上がっているコイツですがレッドゾーン、いっぱいいっぱいです。
こんなコイツを支えてくださるおはたらき・・・
みんなレッドゾーンなんでしょうけど・・・
すいません・・・
崩れそうな抜け殻でも・・・
大きな台風が来ています。
朝からず~っと関東方面での注意を呼び掛けておられました。
何事もなければいいのですが、
って、自分の安全をまず確認して出る言葉。
どこまでも自分です、コイツ。
午前中は曇り空、昼前からポツリポツリと雨が落ち始めます。
南の方に行くのに次第に強くなる雨。
用心しつつ運転します。
最近、ニコニコに乗りますとCDチェンジャーに入れてある松任谷由美さんをよく聴きます。
今の時代にCDチェンジャー着けてる車も少なくなったかもしれませんね。
12枚入っている中の11枚がユーミン。
どれも学生時代に聴いていたアルバム。
当時はレンタルCDをカセットに録音して聴いていました。
その当時のアルバムって相当あるんでしょうね、
中古で安く売られているのを見つけては懐かしさのあまり買っています。
今日、聴いていたアルバムは「LOVE WARS」
何曲目か進んだところからのスタートでしたが、
序盤に掛かった「届かないセレナーデ」にハマってしまいリピートでず~っと行き帰り聴いていました。
娘によく笑われるのですがリピート大好きです。
飽きるまで聴きます、コイツ。
前々から好きな曲ではありましたが、今日はハマっちゃいました。
「またとないまたいつか あるなら教えて
崩れそうな抜け殻でも
歩いてゆけるから きっと」
ここの歌詞大好きでカスカスになりながらニコニコの中で歌っています。
他の曲もそうですけど歌を聴きながら想像する情景・・・
心情的に重なるところがあったりするとギュッと胸が締め付けられます。
またいつの日か・・・
もしかしてあの時のように・・・
そんなひと時があるのなら・・・
あるのなら、教えて下さい・・・
崩れそうな抜け殻でも 歩いてゆけるから、きっと・・・
今日、この歌詞いただき!ってかんじで法話でお味わい。
切ない別れがあります。
もっと一緒にいたかったのに・・・
儘ならん現実の中。
悲しくて辛くてしんどくて・・・
生きているのであればこの曲のように
共に暮らした街を彷徨い歩けば会うこともあるかもしれません。
でも、死を通し別れる時・・・
もう会えないんだと誰もがつぶやかれ涙する。
ボロボロ崩れそうになるのでしょう。
必ず会える。
きっと会える。
そのこと約束して御立ち向かいの阿弥陀さま。
そう聞かせていただきながら
この抜け殻の身を生かさせていただきます。
大切に・・・