月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

上着着用

2013年10月14日 19時57分07秒 | 仏々相念(住職日記)

寒なるで~・・・

 

今朝は何とか我慢できた半袖Tシャツ。

流石に短パンは昨日の段階で断念。

寒くなります。

 

夕方のお荘厳・軽いトレーニングが終わると汗を掻いています。

真夏のようにダラダラってほどではないのですがサウナスーツの下は結構な汗。

シャワーを使いますが水はもう無理、少々温かくして汗を流します。

後が寒くて・・・

Tシャツでガマンしてましたが「風邪ひいたら大変」と、とうとうパーカー登場。

これを一度着てしまうと外せません・・・

あ~、寒いの嫌です、コイツ。

 

今日は体育の日だったのですね。

スカッと晴れ渡り気持ちのいい天気でした。

運動会をされた学校はさぞ気持ち良かったことでしょう。

 

ニュースで報道されていましたが

70歳以上の高齢者がスポーツジムに通われる率が多いいのだとか・・・

「健康でいなければ・・・」って思われるのでしょう。

自らの努力でちょっとでもキープできるのであればされたらいいです。

無理が行かない程度にボツボツと・・・

 

しかし、世の中には超人みたいな方がおられるものです。

スポーツテストで駆け抜けるお年寄りの姿を見ていると恥ずかしくなります、コイツ。

多分、コイツはあんなに走ることはできないでしょう。

走り抜けて爽やかな笑顔が眩しく映っていました。

 

健康は大事です。

コイツも患うのは嫌ですから予防できるものは予防しつつ歩みます。

ず~っとはキープすることはできませんが

大切に歩ませていただきましょう。

 

パーカー、温かいです。


心之激痛

2013年10月13日 20時09分18秒 | 仏々相念(住職日記)

久しぶり・・・

 

こんなに近くに居ながらこのお婆ちゃんにお会いするの何年ぶりだろう、

元気そうなお顔を見ながらそんなことを思うコイツ。

 

社交的で外へもよく出るお方でした。

お寺にもよくお参りくださっていましたが、

いつ頃からでしょうか出なくなりました。

さぞご家族の方々も心配でしたでしょう。

いろんな病があります。

 

でも以前と何ら変わりなく迎えてくださる。

「狭いところですのによう来てもろうて・・・」

「オバちゃん、久しぶり!元気そうで安心しました。」

ニコッと微笑む顔がありました。

 

気持ち的なこともあるのですが、

最近はリュウマチを患い足を痛めておられるとか。

「オバちゃん、そりゃ痛いでしょう。辛いね~・・・」

「なかなか歩き難くてな~・・・」

 

病を抱えて生き抜くことの辛さ・・・

痛いところがある、

しんどいところがある、

でも、生きなくちゃ・・・

何とか今日を・・・

 

その痛みを自分の痛みとして抱きしめてくださる阿弥陀さま。

 

夕べより右足膝の関節が疼きます。

一日疼けば快方に向かうので耐えます。

またすぐに他の場所が疼くのですが・・・

触ると痛いのであまり触ることもできないのです。

でも、ゆっくりと撫でるように優しく触れます。

あまりに痛いものですからそうせずにはおれなくて触るのです。

あ~、腫れとるよな~・・・

赤くなっているよな~・・・

疼きの状況を確認するように撫でながら・・・

勿論、一日2~4回と書かれたコイツ愛用の「痛みビフローゼ」数分ごとに塗りまくりです。

 

椎間板ヘルニアの腰も痛いのです。

でも、それより痛いところを擦るんですよね。

間で思い出したように腰も擦るんですが、

一番痛いところ、疼くところに気持ちを集中します。

 

コイツの有様は阿弥陀さまの心の痛み。

イガイガトゲトゲで傷付けてばっかり・・・

でも、捨てることが出来なくてギュっと抱きしめて下さいます。

 

病むまんまを・・・

痛むまんまを・・・

悩むまんまを・・・

 

そっと、ギュッと・・・

 

あ~、阿弥陀さま・・・

 

激痛の時はお念仏も出ないコイツです。

歯を食いしばりながら今日も暮れます。


還相の菩薩さまのはなし

2013年10月13日 15時36分51秒 | ふうわりふわり(坊守日記)


悲しみの涙が止まらなくなっちゃったママのまわりを

くるくる、くるくる、走り回って

そうして

桃色のハンカチでママのお顔を被ってあげる

やさしい3歳の坊やは

還相の菩薩さまのおすがたでしょう

泣いちゃだめだよ…ではなくて

泣いていいよ…とはたらく菩薩さまのやさしさに

出遇わせていただくご縁でした

愛犬之死

2013年10月12日 20時03分11秒 | 仏々相念(住職日記)

癒されて・・・

 

ご門徒が大事に飼われていた犬が亡くなったと聞きました。

一人暮らしをなさっている身にとって良き相棒であったのです。

 

可愛い犬でした。

シーズー犬っていう種類になるのでしょうか。

愛嬌のある顔に人懐っこい性格、滅多なことがないかぎり鳴き声を聞きません。

ご門徒の言うことをよく聞きました。

その言葉を理解するように・・・

それがまた可愛く見えました。

いつも楽しそうにお散歩されてる姿があったことです。

 

相棒の話を振ると嬉しそうに話されていました。

散歩の時のこと・・・

ごはんを食べる時のこと・・・

留守番している時のこと・・・

寝る時のこと・・・

絶えることなく続く話でした。

 

「亡くなったんですね」

「そうなんです・・・」

「寂しくなったでしょう」

「考えようによっては世話をせんでよくなったという楽さもあるのですが

 癒されていたということを・・・」

そこまで言われて唇を噛みしめられました。

 

話しかけながらの毎日、

いつも離れることもなく傍にいた温もり、

身体は楽になったけど言いようのない寂しさが募るのでしょう。

 

共に歩いた散歩コース。

一緒に食べていたごはん。

一緒に休む時。

思い出されてしょうがない、そんな今でしょうか・・・

 

お前が支えてくれていたんだ・・・

 

一人で散歩される後姿は肩が落ちていました。

 

またお茶でも飲みに出て来て下さ~い。

ってお別れしたことです。

 

願生ってください。