宙づりとコロナ

　みなさん　こんにちは

　先日入ったコンテナ。下の段を取り除いても上の段が落ちてきません。ぎっしり詰め込まれています。パズルのよう。新型コロナウイルスの影響もあってコンテナ代金が急騰していて、少しでも多くの商品を積み込みたいとの思いからでしょう。

　これから先は宣伝です。
　造花のことなら、大阪で100年の歴史を誇る造花輸入問屋の（有）ニューホンコン造花へ。卸専門です。装飾造花、ギフト造花から菊、百合、樒（シキビ、しきみ）、榊（サカキ）など仏花、神様用造花まで扱っています。
　（有）ニューホンコン造花・営業本部　　〒581-0845　八尾市上之島町北5-32-2
　ＴＥＬ 072-923-5587　ＦＡＸ 072-996-4187　　
　ホームページ　http://nhkf.jp　　E-mail　info@nhkf.jp

声がかれない

　みなさん　こんにちは

　「のどかれてないやん」

　先月初めに仕事から自宅に戻った際の妻の言葉です。その日は会社の月例全体ミーティングの日でした。数年前までは、私が司会を務めている上、様々なことを社員に「指示」するので、ミーティング中はほぼしゃべりっぱなし。司会を社員に任せるようになってからもまだいろんなことをしゃべるので、ミーティングの日は家に帰ると声がかれていました。

　それが最近、しゃべるのが少なくなりました。この日は来期も決算賞与を行うことと、「ATM＝明るく、楽しく、前向きに」を話したのが主。それと社員から「社長どうですか」と尋ねられ応答したら、ついついそれ以外に二、三口はさんでしまった程度です。なので声がかれない。ほんまえーことです。会社にとっても良いことでしょうし、なにより私の健康にとても良い。

　やっとここまで来ました。

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かなわんなあ

　みなさん　こんにちは

　またまた日経新聞「私のリーダー論」からです。もう三か月以上前の6月17日はローソンの竹増貞信社長でした。

　「部下はダイヤモンドの原石。リーダーがしっかりと磨いてあげることで輝く。自分より相手がすぐれているところを探し、本人に伝える。部下と一緒に自分も成長している。」
　「やりたいことがあるなら100万回言い続ける」
　「ローソンは18万人の仲間がいます。私自身は18万分の1に過ぎない。」

　冒頭、大阪大学時代にのことを「周りには賢い人がいて、『かなわんなあ』」状態だったと振り返っています。私は、竹増さんに「かなわんなあ」です。

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愛社員精神

　みなさん　こんにちは

　「愛社員精神」

　4月にも取り上げさせてもらった東京エレクトロン元社長の東哲郎さんが、4月22日の日経新聞「私の履歴書」で披露された言葉です。ある日の経営幹部会で、東さんがどうしたら社員の愛社精神を高められるだろうかと問いかけると、フィールドサービスの責任者の石井浩介さんが手を挙げた。

　「相変わらず東さんは上から目線ですね。まずは『愛社員精神』でしょう。会社が社員に愛を示せば、おのずと愛社精神は出てくる。順番が違います。」

　東さんは全くその通りだと納得し、また勉強したと思ったそうです。東さんはその後それを実践されたことでしょう。
　この記事を読んで私もまったくその通り、また勉強したと思いました。しかし東さんのようにそれを実践できるかどうか。プロの社長として肝に銘じて取り組んでいきましょう。

　その記事によると、石井さんは2018年に66歳の若さでお亡くなりになられたと。

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戸田節でＡＴＭを

　みなさん　こんにちは

　日経新聞の「ATM（明るく、楽しく、前向きに）」の記事を読んだ数日後の5月31日の毎日新聞夕刊に、それを実践するヒントになる記事をみつけました。日本ラグビーの名物レフリーの戸田京介さんが引退するとのお話です。試合中の選手にかける言葉がユーモアに富み「戸田節」とまで呼ばれ、選手やファンに親しまれてきたと。

　手を上げてPKのキックを妨害した選手に「手を上げない。手を上げるのは横断歩道の時だけ」
　
　スパイクを脱げた選手に「靴が脱げるのは侍が刀を落とすようなもんだよ」と、時間稼ぎをしないように引き締め。

　凄いプレーには「しびれるね、しびれるね」

　毅然とした態度で臨みながら、時にはおちゃめな言葉で選手とコミュニケーションをとる。緊張の緩和のバランスを図るのが、戸田流レフェリングだと。普段から読書やラジオに落語に親しみ「どんな表現だとその場を収めることができるのか」イメージし、「くすっと笑える言い回しで、興奮状態の選手も冷静になれる」。「ラグビーは反則を防ぐために声掛けする競技」と。

　社内の会議でも議論が白熱してお互い冷静さを失う時があります。そんな時ウイットに富んだ一言があれば、流れも変わるでしょう。社員の失敗や間違いをあげつらうのが経営ではありません。失敗や間違いを防げれば注意する必要さえなくなります。この戸田さんの言動を私が実践できれば、ATＭも社内で浸透していくでしょう。

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ATM

　みなさん　こんにちは

　5月27日付日経新聞夕刊、私のリーダー論はテルモ社長の佐藤慎次郎さんでした。その中で強調されたのが「ATM」。日本IBMの北城恪太郎元会長から教わった言葉で、「明るく、楽しく、前向きに」の略だと。

　日々社長業をする中で、ついつい細かいことにこだわったり、ネガティブな事を言ったりしてしまいます。そんな時こそATM。これからは頭の中の中心に置きましょう。

　仕事は大体しんどいものです。そんな時こそ「ATM」。いやいや、「仕事はしんどいもの」、この言葉自体が「ATM」に反していますね。あらためましょう。

　これだけで我が社はとてもよくなる気がします。

　この文章は今日社員に配った社長からの手紙を少し修正しています。

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今年の夏は

　みなさん　こんにちは

　暑い夏はもう終わりとはいきませんが今日から9月です。今夏は一部地域で大雨被害が出ました。被災地の方々には少しでも早い復興をお祈りします。
　一方多くの地域では8月初めごろまで夏らしい良い天気が続きました。天気が良く暑い日が続くとお墓の生花がすぐに枯れて造花をお供えする方が増えます。それで当社の仏花造花もお盆までは好調でした。しかしお盆前の10日ごろから盆明けまで西日本を中心にぐずついた天気が続きました。お盆にお墓に参ってもらって生花だけででなく造花仏花もお供えしてもらえると、当社の造花仏花もよく売れます。それが雨でもう一つ出足が悪かったのでしょうか。さらに新型コロナウイルスの感染拡大で田舎に帰省する人が少なかったせいもあるのでしょう。お盆明けの出荷がここ2、3年の中では一番少なくなりました。

　それでも8月初旬までの天気に恵まれ、お盆までは好調。差し引きしても昨年よりは上回りました。コロナ禍前の一昨年と比べてみてもほぼ同じくらい。後半、この調子で行ければいいのですが。それもコロナ次第かもしれません。早くコロナが収束して欲しい。

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スケット

　みなさん　こんにちは

　4月から、三菱ＵＦＪ銀行の取引先様向けの有料の会員制経営支援サービス「三菱ＵＦＪビジネススクエア　SQUET（スケット）」に入会しました。

　・日経各紙の記事をWEBで検索できる日経コーナー
　・ビジネス向けの法令書式、ビジネス様式、イラスト素材の無料ダウンロード
　・研修用のCVDの無料貸し出し
　・無料講演会
　・法人プラチナカード会費無料
　・各種無料相談
　・ビジネス情報満載の会報
　
　などなどのサービスがついて年会費は55,000円（税込み）です。

　八尾流通センターで日経新聞を購読していましたが、会費はその購読料より安い。さらに出張先でもネットを通じて日経新聞の記事が読めます。それなら「紙の日経新聞の購読をやめてこちらの会員に」となりました。後は皆がどれほど活用するかで、その価値が変わります。
　
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会社はだれの者

　みなさん　こんにちは

　「会社はだれの者」、よく問われる問題です。あるビジネス書にはこんな記載がありました。

　大きく分けて「企業は株主のもの」という考え方と、「企業は株主、社員、顧客、社会など様々なステークホルダー（利害関係者）のもの」という考え方があります。どちらにしてもステークホルダーのためにある。

　ついつい一つの答えを求めがちになってしまいます。しかし答えは一つではなく、このふたつ、もしくはこのふたつの間のどこかなんでしょうか。人それぞれ、経営者それぞれどこをとっても間違いじゃない。世の中はだから面白い？

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メザシの土光をめざし

　みなさん　こんにちは

　石川島播磨重工業、東芝の社長、経団連の会長を務め第二次臨時行政調査会（臨調）の会長も歴任した土光敏夫さんの記事が先日ネットで流れていました。

　今頃どうしてそんな前の記事が載るのかよくわかりませんが、記事の中で取り上げられていたのは私も当時見た土光さんに焦点を当てたたNHKの特別番組です。夕飯の風景が映り、メザシを主菜に野菜、汁物、玄米ご飯のその質素さ。社長車を廃止しバスと電車での通勤姿。「個人は質素に、社会は豊かに」が信条だったと。こんな土光さんが言うのだからと、利権の錯綜する臨調がまとまったそうです。

　足元にも及ばない尊敬すべき経営者です。ただ、今時ならどうなのでしょうか。「大社長なのにメザシにバス。しんどい目をして頑張ってこれなら割に合わへんな。こんなリーダーやったらメザシ（目指し）たないわ」。そんな声も聞こえてきそうな気がします。「高級車に乗って、高級な食事を楽しんでいる」、そんな姿に憧れて頑張るのかもしれません。

　私の場合、土光さんほどではありませんが、会社へ軽乗用車で通ったり、美食家でもなく普段の服装にも無頓着で、贅沢はあまりしていないつもりです。しかし、そんな社長像がよいのかどうか。

　私、「高級車に乗ってええ暮らしぶりを社員に見せようか。社長になったらこんだけの暮らしできるから頑張れって」
　妻、「それはそれで社長ばっかり贅沢して、ってなるで」


　その週刊ポストさんのウエッブ記事はこちら、

　https://www.news-postseven.com/archives/20210605_1664404.html?DETAIL

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ドラマのレストランオーナーを見習って

　みなさん　こんにちは

　先日観たテレビドラマ「シェフは名探偵」（テレビ東京系列、月曜午後11時過ぎから）のあるシーンです。主人公の友人のフレンチレストランオーナーが、入社間もない女性パティシエを諭しています。主人公のフレンチレストランで食事をしながらです。

　オーナー「最初から言わなかった私も悪いんだけれど。仕事中は厚化粧と香水はやめてもらえないかしら。」
　パティシエ　下向き加減で無言
　オーナー「注意しなかったのは、周りのみんなを見たら、あなたも気づいてくれるかと思っていたからなの。ちゃんと言わなかっててごめんね。でもお願い、聞いてもらえるよね。」
　パティシエ　小さな声で「はい」とうなずく。

　レストランのフレンチレストランの厨房でお菓子を作るパティシエが、「厚化粧しない、香水を付けない」は当たり前のことで、もし私がオーナーなら、そんな姿で現れたその瞬間に、「なんやその恰好。そんなんでおいしいお菓子が作られるか。顔を洗って出直してこい」くらいの勢いで叱っていたかもしれません。しかし、このオーナー、丁寧に諭すように注意しています。それもフレンチレストランに誘って食事をしながら。なんかちょっと見習わんとあかんなという気持ちになりました。

　ドラマはトランスジェンダーへの処し方、生き方の問題にまで発展していきました。面白いドラマです。

　このシーンはうろ覚えで、書き起こしていますので実際のドラマとはかなり違うかもしれません。あしからず。

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今夏クールダウンはアイスコーヒー

　みなさん　こんにちは

　八尾流通センターから大阪生野の自宅への帰り道、昨年はよく途中のコンビニやスーパーに寄ってアイスクリームをほおばりクールダウンしていました。仕事で火照った体をアイスで冷ますのと、仕事中ファイティングポーズをとっている精神状態を落ち着かせるためです。

　今年は同じアイスでもコンビニアイスコーヒーを買うことが多くなりました。コロナ禍の中二班制に分かれた昨年は、私も実際に入出荷作業に携わることが多くありましたが、今年は通常体制で、さらに出張にも出られていないので出荷を担当する人数も十分といっていいでしょう。勢い肉体労働が少なくなり、体を動かした後に甘いものが欲しくなる、そんな風にならないようです。それよりも、砂糖もクリームも入れない苦みのあるコーヒーを体が欲しています。

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ケントハウスさん大繁盛

　みなさん　こんにちは

　大阪今里の洋菓子店ケントハウスさんの前を先日（6/27）通りがかったら、凄い行列です。帰ってネットで調べてみると、阪急百貨店に出しているケーキ・ザブトンやモンブランがインスタで大人気。この日は新作発表があったらしく、若いお客さんらが買い求めにやってきていたようです。

　今頃の商売、ケントハウスさんには失礼になるかもしれませんが、やりようで繁盛できるんですね。ただそのやりようを生み出されるのが凄い。例えばケントハウスさんだったら、まずは阪急百貨店で販売している。ここをクリアーするのにも相当な企業努力があったでしょう。さらにはそれがネットでバズル。その仕掛けも試行錯誤の繰り返しだったんじゃないでしょうか。どんなところにもチャンスがある。肝に銘じて精進しましょう。

　妻に聞くと、お店の奥さんは息子や娘の幼稚園の時、PTAでご一緒させてもらったと。その奥さん、働き者でずっとずっとお店に立っていらっしゃると。ここにも商売繁盛の訳がありそうです。

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コロナでショールームを営業事務所に

　みなさん　こんにちは

　造花仏花が主力商品で、お盆花造花の売れ行きが業績を左右する当社は、新型コロナウイルス禍の中でもお盆前に営業を休む訳にはいきません。一人でも感染者が出たら2週間は業務が止まると恐れた昨年のお盆前は、約10人の社員を二班に分けて片方から感染者が出てももう一方が対応する体制を取りました。しかし今年は、社内から感染者が出ても感染対策を講じておればほかの社員が濃厚接触者になる確率を抑えられることも分かり、二班制は採用しませんでした。

　引き続きのマスクの着用、パーテーションの設置、毎日の検温、手指消毒の推奨、出張の制限などの対策は講じています。そんな中、社内から営業部屋の密集具合が高いとの指摘がありました。少しでも緩和するために、ショールームを営業に解放しました。今、社外からのお客様の来訪も少なく空いているショールームの有効利用です。

　Wi-Fiが入っていなかったのを設置し、二人分の机といすを準備。営業部屋に席のあった私が毎日ショールームで勤務し、さらに6人いる営業員が日替わりで一人ずつデスクワークをこなしています。その部屋は窓から生駒山系は見られるし、デスクの周りは花だらけ。そして密集具合も少ない。普段の営業部屋より快適です。

　しかし私と日替わりの社員が同部屋で一日過ごす格好です。私は社員と一対一でじっくり話ができる機会だと喜んでいます。ただ社員は煙たい社長と二人きりで一日ずっと同じ部屋にいないといけなくて、さぞやつらい思いをしているかもしれません。
　
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あの人と一緒に仕事ができて楽しかった

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　「三菱ＵＦＪビジネススクエア　SQUET（スケット）」の会報4月号の特集は社員のモチベーションをどのようにして上げるかでした。その中で、井村屋グループの浅田剛夫代表取締役会長が、

　自らが上司によってモチベーションを掻き立てられてきた経験から、「まず『数字、年月、内容』を明確にした目標をしっかりと立てる。そしてリーダーが自分も一緒にやるとメッセージを発し続けるのが大切。そして『あの人と一緒に仕事ができて楽しかった』と言ってもらえる人間になれたらと思い職務を果たしてきた」と。

　そんな風に部下に思ってもらえたら、上司みょうりに尽きます。

　追記
　スケットについては、また後日紹介させてもらいます。実は今日より前の日付で、そのスケットについての手紙を事前投稿していました。しかし、日にち的に先に載せた方がいい話題ができ差し替えました。そしてそのスケットの記事は今月下旬掲載になりました。だったら、スケットの中身が話題になっている今日の手紙はそのスケット掲載日より後にずらさないといけないのに、この手紙のことがもう頭になく、スケットの紹介記事よりも先に載ってしまった次第です。あしからず。すみません。

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