弊社製品の値上げ

　９月から当社（有）ニューホンコン造花のほとんどの商品を一割値上げさせて頂きました。

　以下の理由で、中国からの輸入品の造花仕入れ価格が大幅に上がっているためです。

　1、石油をはじめとする原材料の高騰
　2、中国の賃金上昇
　3、中国元の切り上げ

　もう少し詳しく説明させていただきますと、
　1、石油はこのところ急落とも言われていますが、元々１バレル３０米ドル、４０ドルだったのが１５０ドル近くまで高騰し、それが１００ドルあたりで推移しているだけで、高止まりの状況です。そして、アナリストによると石油価格はこれまでより一段高いステージに上がってしまったので、このステージつまりは１００ドルの大台を極端に切ってまで値下がりすることはない、そうです。

　2、ほんの５年ほど前までは中国の工場労働者の賃金は月５千円といわれていました。それが２年ほど前には１万円になり、今は１万５千円から２万円です。そして、造花の主産地の広東省政府はこれからの４年間でこの賃金を２倍にすると決めたと先日の日経新聞が伝えています。中国の賃金はこれからも年二桁の率で上がっていく見込みです。

　3、中国元が国家管理下の変動性に移行してから、約２０パーセント上がりました。この傾向はまだ続きそうです。

　と言う事情で、造花の仕入れ価格はここ２、３年で３割から５割以上アップし、まだ値上がりが続きそうです。当社は一年半前にも一斉値上げをしましたが、ここに来て適切な利益確保のため、再値上げに踏み切りました。
　もちろん、仕入れ価格の値上げの全てをカバーできてはいませんが。後は企業努力での対処を試みます。

　今日の夕刊によりますと、ニューヨークから世界同時株安が起きました。日本の経済情勢もまだまだ険しい道のりが続きます中の値上げははなはだ恐縮ですが、ご説明させていただきました状況をご理解賜り、ご協力いただきますようよろしくお願い申し上げます。

　造花のことなら、大阪で９０年以上の歴史を誇る造花輸入問屋の（有）ニューホンコン造花へ。卸専門です。装飾造花、ギフト造花から菊、百合、樒（シキビ、しきみ）、榊（サカキ）など仏花、神様用造花まで扱っています。

（有）ニューホンコン造花のホームページです。
　http://nhkf.jp

「元新聞記者が明かす　小さな会社　マスコミデビューの法則」（岡田　光司著、1500円 ISBN4-86000-104-4 C2034　￥1429E）、梅田・旭屋書店で好評発売中　


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今朝の朝顔、開花無し
（明日からは10月です。朝顔情報は今日で終わります）

ハードディスクが壊れました

　ハードディスクが壊れてしまった富士通のデスクトップパソコンの修理が終わり、今日、新しいハードディスクを搭載したパソコンが帰ってきました。

　一週間ほど前にウインドウズが立ち上がらなくなり、大阪商工会議所東成生野支部異業種交流会フォーラム・アイの仲間でパソコンのメンテナンス・修理をされている川井産業さんに修理に来ていただきました。診断の結果、ハードディスクが「いってしまった」ということでした。

　修理を終えたパソコンは戻ってきました。が、しかし、データは全て飛んでしまいました。そのデータを復旧させるにはハードディスク自体を壊して、中のディスクを取り出し、そのディスクからデータをひとつずつ読み取っていくしかなく、それにはたいそうなお金、データ量によるそうですが、数十万円もかかるそうです。

　パソコン内のデータのいくらかはコピーしていますが、していないのもあります。必要なのもある半面、不必要なのもたくさん入っていました。「ええい、パソコンの整理が一気にできた」といきがってはみても、はてさてどうしたものか、安くデータの復旧をしてもらえるところがあればいいと、友人らに尋ねていると、数万円で復旧してもらえそうな方が見つかり、今日、ハードディスクをお預けしました。その方によるとこれまで９０％近い確率でデータの回復に成功しているそうです。失敗の一割にならなければいいのですが。

　ちなみにそのパソコン、３年半の使用です。べらぼうに使っていることはありません。設置環境も悪くはありませんでした。

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地下１０００メートルの「財宝」

　魔王も呑んでしまい焼酎がなくなったので、たまたま新聞広告で目にした焼酎「財宝」の芋と麦を通販で買いました。特別セットで天然水もついて１本１９８０円。

　鹿児島・垂水に出張に行くと佐多街道（国道２２０号）沿いに「天然水・財宝」の看板が目立ちます。地下１０００メートルから掘り出される温泉で、超軟質のアルカリイオン水だそうです。その天然水で割った焼酎で、「樵」のこともあって、これはうまそうと注文しました。

　さて、そのお味（芋の方）、以前、魔王と樵は共にすっきりしているが、魔王はさらにまろやかさがあると書きました。この財宝、すっきりさは樵に負けますが、まろやかさは樵より上。記号で示すと、
　
　すっきりさ　魔王＝樵＞財宝
　まろやかさ　魔王＞財宝＞樵

　となります。いずれにしても、おいしい焼酎です。

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今朝の朝顔開花無し

ＪＦＴＤ第５６回全国・大阪大会とドラえもん

　先月開かれたＪＦＴＤ第５６回全国・大阪大会。全国どこへでもお花が贈れる花キューピットに所属するお花屋さんの大会ですが、会員のお花屋さんだけでなく一般の参加者つまりは普段の花を買ってもらっているお客様にもたくさん来ていただくようにと、年々努めて来ていらっしゃるようです。

　今回も、アトラクションにドラえもんが登場。芸術とまで言えそうなプロによるフラワーアレンジメントコンテストとこども達が参加するアニメキャラクターイベント。一見対照的ですが、「お客様」を意識したその心は同じです。裾野を広げるお花屋さんの地道な活動が続きます。
　
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今朝の朝顔再び１輪

三つの携帯電話、それぞれの用途

　ドコモ、au（ＷＩＮ）、au（ＮＯＫＩＡ製）の三つの携帯電話を一時的に所有しました。

　息子に、
　「携帯三つ持ってんねん」

　息子、
　「家族、会社、愛人用か」

　私、
　「よう分かったな」
　見栄をはりました。

　実は、数ヶ月前にドコモからauに乗り換えたのですが、前のドコモもまだ解約前。そして新しいauの携帯は海外で使えない機種で、海外で使うには海外用の携帯を借りなければなりません。その費用が一日５００円ほどかかり、それなら自前で海外専用の携帯（約１３０００円）を買う方が得と、海外専用の携帯電話を買いました。

　それで一時的に、（写真左から）前のドコモの携帯、新しいauの携帯、 auの海外用の携帯の三つになった次第です。

　これまでのドコモの携帯は息子に自慢した後解約しました。で、今までの携帯電話番号では通じませんが、その番号におかけいただくと新しい携帯番号をお知らせしています。ご面倒をおかけしますがよろしくお願いします。

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今朝の朝顔開花無し

やっとこさ蟹工船を読み終えました

　タコ部屋の由来は、タコ壺のように狭いところに押し込めらる宿だからだと思っていましたが、違いました。きのう２４日の毎日新聞朝刊。「平和をたずねて」（広岩近広記者）によると、北海道開拓の土木工事で、地元で雇われた土工夫（土木労働者）を地雇（じこ）と呼んだのに対し、よそから雇われてきた土工夫を他雇（たこ）と呼び、その宿舎だからタコ部屋となったそうです。

　その他雇は最初、斡旋業者の口車に乗せられらた本州の失業者や貧しい農民が多かったのですが、徐々に中国や朝鮮半島から連れてこられた人たちに代わっていったといいます。その実態は過酷な強制労働で、多くのけが人や死亡者を出しました。耐えかねた土工夫が逃げないようにタコ部屋の出入り口はかんぬきがかけられ、窓には桟がはめられました。

　最近流行の小林多喜二「蟹工船」を読み終えました。

　それによると蟹工船での労働は、そのタコ部屋よりもひどいと描写しています。そして、逃げようにもタコ部屋で言うかんぬきや桟は荒波のオホーツクの海です。その壮絶さが分かります。耐えられなかった者には「死」しかありません。
　だからこそ、多喜二は「労働者よ団結せよ！」と声を上げたのです。

　その「蟹工船」が今はやっている理由の一つに「現在の格差社会の中で連帯を感じる若者が支持をしている」とあります。しかしどうなんでしょう。当時の熾烈な状況に比べててみて、今の日本。そんな風に言えるのでしょうか。
　そんなに過酷な労働をしなくても生きることだけならどうにだってできる。しくじっても生きるための最低限の保証はある。
　多喜二が、もし仮に今の日本に生きていたとしたら、再び「労働者よ団結せよ」と叫ぶのでしょうか。
　蟹工船を読み終え、そのブームを考えた時に、こんな風に思ってしまうのはプチブルのせいだからかもしれません。

　独りよがりな話をしてしまいましたが、小説としての「蟹工船」はその内容のまっすぐさ（プロレタリア性）は間違いなく、文学としての面白さも十分に兼ね備えていました。特に描写の上手さには驚きです。さすが日本の「プロレタリア文学」の代表作と８０年間も言われ続けてきただけのことはあります。お薦めします。

　生野の温かい部屋から

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今朝の朝顔開花なし。

インド・プネー日本語演劇団来日公演

　


　インド・プネー地方の若者たちの演劇団の来日公演が３０日（火）午後７時から、阪急・崇禅寺駅前の大阪市立あすか人権文化センターで開かれます。

　「ＬＯＶＥ　＆　ＰＥＡＣＥ」をテーマにインドの若者たちが日本語でドラマとダンスを披露します。インドの地方に伝わる劇も演じます。

　インドの劇などめったにお目にかかれません。面白そうで観たいのですが、当日は所用でどうしても行けません。招待券が２枚あります。ご興味お持ちの方で、司元に直接ご連絡の取れる方はぜひご一報ください。先着順でお分けします。

　主催はアジアの交流拠点となるアジア図書館づくりを目指すアジアセンター２１です。こちらもご支援をよろしくお願いします。

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今朝の朝顔２輪
うち一つは小指の一節ちょっとしかない可憐

図上防災訓練

　おとといの日曜日、大規模地震を想定した地域の図上防災訓練に参加してきました。その名の通りマップ上で危険箇所や避難場所などを想定し、非難の方法や救助、連絡の取り方を実践する訓練です。図上訓練のあと、実際に町を歩いて危険個所の確認もしました。

　訓練の中で、生駒断層が動いたら、私たちの小学校区で７０人も亡くなると話がありました。大阪市で何千人と言われても実感がわきませんが、町の中で７０人と言われると、他人事のようには思えなくなります。

　私にとって中学校の避難訓練以降、防災訓練は初めてです。30年以上参加していません。こういうこと自体が実は問題なんでしょうね。

　その訓練の中で、こんな想定質問がありました。避難所に家族で避難した後、近所の方が家屋の下敷きになって助けを求めていると通報があった。助けに行こうとしたが、小学校３年の子どもが「行かんといて、一緒にここにいて」と怖がって泣き叫んで訴えている。さて、子どもを振り切って助けに行くか？
　
　訓練に参加した６町会の内、私たちの町会以外は、躊躇もなく「助けに行く」でした。私たちの町会だけが、「行くとも行かない」とも決まらない煮え切らない答えでした。私は私たちのような答えを出す町会がひとつでもあったことが健全だと感じました。

　震災が起きた時には、わが身を顧みず勇気をもって救助に向かう尊敬すべき方もいらっしゃるでしょう。半面、他人よりもまずは自分を、家族を第一に考える方もいらっしゃるはずです。それでいい。
　こういう非常事態の時こそ、全員が一方向に流れるのでなく、いや違うと感じる人がいる方がいいと思いました。
　少なくとも、救助に行かなかったことを責めるような気持ちにだけはなってはいけないと思います。

今朝の朝顔1輪

日本で一番生花を消費する県民は

　昨日の日曜午後、雨の合間をぬってお墓参りに行きました。お墓まで自転車で１０分もかからないのに春秋のお彼岸とお盆、年末と年四回程度しかお参りしません。

　これが鹿児島だと、ほんとに毎日お参りされる方がまだまだいらっしゃいます。県民一人あたりの生花の消費量が日本一なのもうなづけます。人一倍ご先祖様を敬う心を持っておられる方が多いようです。お墓のお花を枯らさないように心掛けられるのですが、夏場はとても大変です。そのあたりの事情が当社の造花仏花の需要も多い理由です。

　さて、うちのお墓はお彼岸の間は生花を飾りますが、過ぎると年末まで家業の造花のお墓花に変わります。
　
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今朝の朝顔１輪　
明朝も咲くでしょうか

ニューヨークとパリ、その微妙な相違点

　姉夫婦が油絵を習っています。先日、年一回の発表会があり、観にいってきました。写真は作品を絵はがきサイズにしたものです。

　姉が描いたのが左側のパリの夜の風景、（義）兄が描いたのは右のニューヨークの街角。

　夫婦二人で同じ趣味「油絵」を持つ。しかし描くのは一方がパリでもう一方はニューヨーク。

　この微妙な共通点と相違点。夫婦円満の要諦のような気がします。

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　造花の紅葉（もみじ）はhttp://nhkf.jp/shohin/f30/introduction29.html
　
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今朝の朝顔６輪

さわらぬ妻

　毎土曜日午後のＮＨＫラジオ「ぼやき川柳」、営業車に乗っている時は欠かさず聞くようにしています。
　前回の東京からの帰りの東名高速、ちょうどその番組が流れていました。

　最初の方は忘れましたが、
　「・・・　　さわらぬ妻に祟りなし」
　座布団１枚。

　「逆らわず　いつもニコニコ　従わず」
　恐ろしい。

　そしてアナウンサーが言っていたこと、
　「天下無敵とは、世界中に敵がいないこと」
　これまた難しい。

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魔王に手をつけました

　とうとう芋焼酎「魔王」に手をつけました。

　今春の鹿児島出張の際に買った「焼酎・日本酒の４合瓶５本セット」の目玉として入っていました。

　数年前にも魔王を入手しましたが、その際は大阪商工会議所東成・生野支部異業種交流会フォーラム・アイ（ＦＩ）の合宿に持参しました。しかし私はほとんど飲めず味もあまり分かりませんでした。

　今度のも、なにか皆で集まった機会に開けようかとも思いましたが、どうもまた、ほとんど飲めずに終わりそうな気がして、「えーい、私一人で飲んでしまえ」と、思い切りました。

　魔王、魔王と呼ばれるだけのことはありました。同じ５本セットの中に入っていた「樵」が今までで一番口に合うと以前お伝えしましたが、それ以上かもしれません。

　樵はとってもすっきりした芋焼酎ですが、魔王はすっきりしている上に、味にまるみがあります。どうしたらこんなにおいしい焼酎が出来るのでしょうか。

　これで魔王も存分に味わえました。次回手に入れましたら、皆で飲みましょう。

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今朝の朝顔１１輪
早朝の雨に打たれた水色の朝顔、水滴がついたところが、ピンボケで分かるでしょうか、紫色にぽつぽつと変色しています。あの酸性雨の影響なのでしょうか。

秋のカーネーション

　朝顔と一緒に育ててきたカーネーションが、朝顔に代わってベランダを華やかにしてくれそうです。

　娘から妻への母の日のプレゼントだったカーネーションを植え替えたもので、春以降はお盆過ぎにやっと１輪咲かせたきりでしたが、昨日また一輪咲き、写真で分かるでしょうか、ツボミが２つも３つも膨らんで来ています。

　ピンクの可憐な花が再び咲き競そいそうで楽しみです。

　造花のカーネーションはこちら

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今朝の朝顔13輪

青い甘夏

　当社流通センター敷地内の甘夏みかんが「青い実」をつけ出しました。もうだいぶん大きくなっています。

　順番で言うと来春は表年。（実がなるのが）ちょっと早すぎる気もしますが、どれほど多くのみかんを実らせてくれるのか、楽しみです。

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今朝の朝顔20輪

子どもの日よりも敬老の日

　きのうの「敬老の日」にちなんだ、少子高齢化にともなうビジネスチャンスの変化に関する現状報告をひとつ。八尾で和菓子店「かすが」を営んでいる友人から聞いたエピソードです。

　今までのまんじゅう屋さんの紋日と言えば、ひな祭り、入学卒業式、そして端午の節句など。その紋日が紋日でなくなって来ているそうです。
　それに代わってきのうの敬老の日が、とっても大きな紋日になってきています。赤飯のミニパックが相当量出たそうです。

　分かりますよね。子どもが少なくなって「ひな祭り、入学卒業式、そして端午の節句」ではこれまでのように稼げなくなった半面、お年寄りが増えて「敬老の日」に注文が殺到する。

　町の小さなお店のお話ですが、少子高齢化の「兆し」というより「突入」している様子がよく分かります。

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