東日本のみなさん こんにちは
鈴木雅之監督の映画「プリンセストヨトミ」。小説ではハイカラホリ商店街のお好み焼き屋の家から始まったのを、何処からスタートさせるのか固唾を呑んで迎えました。のっけは東京の国会議事堂。小説を先に読んでいたので、大阪国議事堂かと見間違いました。そんな小細工から楽しませてくれます。
会計検査院・松平(堤真一さん)に率いられる二人の調査官の性別が小説とは逆になっていたり、ところどころ小説と設定を変えていますが、「ジェンダーの話、親子の話、そして根底には大阪人の切なさが流れる」本筋は外しません。情景描写の細部は小説以上かもしれません。調査官の綾瀬はるかさん、橋場茶子役の沢木ルカさんの演技が光っています。エンターテイメント性も十分です。
しいて言えば、ラスト近く病院で松平に語らせるシーンはもう少しあっさりしていてもよかった気がします。
大阪人以外が見たら、どうおもうんやろな。少し微妙な感じもします。
原作を読んでからの映画鑑賞。こんなこと何十年ぶりでしょうか。今回に限っていうと、この見方がとてもよかった。薦めてくれたご近所ぽんちゃんさんに感謝です。
鈴木雅之監督の映画「プリンセストヨトミ」。小説ではハイカラホリ商店街のお好み焼き屋の家から始まったのを、何処からスタートさせるのか固唾を呑んで迎えました。のっけは東京の国会議事堂。小説を先に読んでいたので、大阪国議事堂かと見間違いました。そんな小細工から楽しませてくれます。
会計検査院・松平(堤真一さん)に率いられる二人の調査官の性別が小説とは逆になっていたり、ところどころ小説と設定を変えていますが、「ジェンダーの話、親子の話、そして根底には大阪人の切なさが流れる」本筋は外しません。情景描写の細部は小説以上かもしれません。調査官の綾瀬はるかさん、橋場茶子役の沢木ルカさんの演技が光っています。エンターテイメント性も十分です。
しいて言えば、ラスト近く病院で松平に語らせるシーンはもう少しあっさりしていてもよかった気がします。
大阪人以外が見たら、どうおもうんやろな。少し微妙な感じもします。
原作を読んでからの映画鑑賞。こんなこと何十年ぶりでしょうか。今回に限っていうと、この見方がとてもよかった。薦めてくれたご近所ぽんちゃんさんに感謝です。