えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

岡田家家族の肖像

2022年06月05日 10時22分18秒 | 我が家
 みなさん こんにちは

 祖父岡田安太郎が東大阪・布施で造花製造を始めて、今年は102年目です。100年目の2020年に岡田安太郎の縁故の者が集って100周年をお祝いしようと計画を立てました。しかし新型コロナウイルス禍で2回延期、満を持した3回目もやはりできず、中止にしました。それから2年経ち、コロナも少し収まってきたので、100周年のお祝いとはいかずともゆかりの者で集まろうと、先月26日、大阪市内のホテルモントレグラスミアで昼食会を開きました。100周年祝賀では安太郎の甥や姪らさらにはひ孫玄孫まで70人以上も集う予定でしたが、今回集まったのは子、孫ら26人だけ。それでももう何十年ぶりに顔を合わす者もいて。とても楽しい会になりました。

 3人のおばに幼い頃の話を披露してもらいました。戦争中、空襲を避けるために知り合いを頼って奈良・平群に小屋を建てて疎開。しかし父安太郎を含め男は仕事で東大阪・布施に残り、11才のおばを筆頭に女の子3人だけで過ごしたそうです。夜には外から獣のような声が聞こえてとても心細かったと。
 安太郎以下8人兄弟姉妹全てが造花の内職仕事をして生計を立てていました。ずっとずっと働かされたが、食べ物だけはちゃんと安太郎が用意してひもじい思いはしなかったと。戦後、近鉄に乗って地方に買い出しに出かけても、布施駅で見つかると全て没収される。私の父圭市は要領がよく、列車が駅に着く直前に荷物を外にほうりなげて、あとで拾いに行って逃れたとか。
 今も本家の敷地内にあるお地蔵さんは、隣町今里に仕事に働きに行っていたご近所の方から、今里に捨てられて誰も参らないお地蔵さんがあると話があり、ご近所で相談して祭ることにしたと。
 さらには、ロシアがウクライナに侵入して戦争をしている。とても大変な時代になってきている。これからは若い皆さんでよろしくお願いしますと。

 2020年に予定通りに100周年祝いを開けていたら、うちの父も参加できていました。しかし昨年2月に亡くなり。また別のおじも4月に亡くなり、今回の食事会、叔父叔母の参加は3人のおばだけになりました。それでもこうやって集えたことを、おばらはとてもうれしそうでした。
 8人兄弟全てが家業の造花製造に長年携わってきたこともあって、兄弟姉妹は仲が良く、安太郎が生きていたころ、お正月は本家に一同揃ってお祝いをしていました。その懐かしい思い出がよみがえりました。よかった。
 もうこれが最後でしょうが。

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