善も悪も又、被造物人間の尺度な訳で.....
いわゆるイデオロギーという尺度で、人間を測るには限界があると考える。概して、思索を深めていくと共通の観念を見出すものである。思考停止の
状況で人間の観念をまとめようとするとき、イデオロギーなる共通観念が必要となるにすぎず、便宜上の産物でしかない。その意味で、イデオロギーは虚像で
あって、実像ではない。虚像であるから、ウソである。ウソはいつかは暴かれる。共産主義も崩壊した。
資本主義も崩壊する。自由主義もグローバリズムも崩壊する。虚像であるからだ。よくよく考えてみれば、『天上天下唯我独尊』たる個我を没し
て、大我なぞ在るものではない。一律均等などと言うものは、物質においても、魂においてもあった試しはない。断言しても良いと思う。故に、指紋認証が永遠
に可能なのである。
資本主義は、言い換えれば、欲望主義である。欲に於いて人間は概ね一律と見なして、貨幣経済を欲望というキャピタルゲインでつり上げる捏造経
済である。確かに功罪の『功』もあった。その『功』とは、物質文明をかくも繁栄せしめた『功』である。それは、信用創造という(現況)ありもしない『富』
を、貨幣に置き換えて、流通させるというマジックによって、人間の欲望を先取りしたシステムには脱帽する。しかも、最大レバレッジは100倍である。
しかし、それも行きすぎると、いつの間にか鼻の前には人参だらけで、後ろは火の車となっている。いまや、人参目指して人が走っているのか、後
ろの火の車に尻尾に火がつくのをおそれて走っているのか、訳が分からなくなってしまっている。レバレッジが懸かりすぎて、右往左往している愚かな人間の浅
ましさが透けて見える。
思考を停止したイデオロギーは、危険である。それ以上に、洗脳を余儀なくするイデオロギーはおぞましい。それがグローバリズムである。大衆は豊
かさを求めるが、支配者は独占を求める。大衆は鼻先の人参を求めるが、支配者は人間を家畜の様に考える。それが、資本主義のなれの果てであり、共産主義は
資本主義の究極形態である。その意味で、マルクスは正しい。
しかし、人間がまるっきり欲望的存在であるとの仮定において正しいのであって、実は虚像である。
人間は、永遠の存在であって、人生の100年は一時の現世(うつしよ)にすぎないとなれば、大間違いである。欲望は人生の大切な駆動ファクターではあるが、目的とは違う。となれば、大間違いである。
故ケネディー大統領は、13支族の末裔である。しかし、殺された。それは、思索した結果である。決定的な支配者でありながら、大衆を家畜とは見
なさなかったからである。ロスチャイルドの末裔と云われるリンカーンも同じである。連邦準備制度に反対した数少ない大統領である。ロン・ポールは現代の唯
一連邦準備制度に反対している大統領候補である。しかも、今回は戦術上、共和党候補である。
因みに、小沢党首は、日本の独自戦略を真に打ち立てるならば、それはそれで角栄以来の宰相にふさわしい。所詮は日本は『属国』である。面従腹背
も戦術の中。国連主導も避けては通れまい。それを標榜するのも良しとせねばなるまい。身内が創○学会であろうと、信教の自由である。カルトの一味ではある
まい。人間小沢が、どう思索しているかが、問題なのだ。
ベンジャミン・フルフォード(敬称略)は、ケルト系カナダ人(現在は日本人)である。ロイヤルファミリー(貴族)である。しかし、思索して今、
英米イデオロギーと対峙している。あのロックフェラーとも対面した。対面してはたして説得できたとは、正直思われない。少なくとも、思索した心情を表明し
たであろうとすれば、『侍』として礼賛すべき態度である。スパイ(とは、つゆ思えないが)も改心すれば、百万の援軍に等しい。
今、必要とするものは、悪を徹底殲滅を謀ることも大事ではあるが、改心を目指す戦術も必要でないとは云えない。所詮、人間は不完全な存在であ
り、善も悪も併せ持つ存在であるのだ。現に、到底、考えも及ばなかった悪の魂胆が世に暴かれたのは、頭隠して尻隠さずの輩の手際の悪さでもあるが、内部告
発に依るところも大きい。悪への裏切り、改心である。
悪人の裏切りは、枚挙に暇がない。それは、自己顕示性にある。いわゆる虚勢である。そこが付け目である。せいぜい褒め殺して、白状させるのは上策である。そして、結局は説得である。
1000人の悪魔集団に出くわしたとする。頭目を含めて1割2割は、どうにも救いようがないのかも知れない。8割は洗脳された小悪魔・悪霊の哀
れな『被洗脳集団』であろう。どうしようもない悪魔はともかく、『被洗脳集団』は分離し、各個改心を謀るべきである。所詮は迷える集団である。
かぐやの月探検に誘って、本物の月と地球を眺めてゆっくり考えよう。あのインチキアポロの捏造写真と見比べてみよう。
動画:http://space.jaxa.jp/movie/20071113_kaguya_movie02_j.html