つゆ草

写真と俳句

今日の1句

2012-09-20 06:46:31 | 日記
虫の音の消え入りさうな声ありき

気が付けばもう秋の彼岸の入りです。残暑残暑と云っていながら、もうそんな時期になっているのに時の速さを感じます。虫の音も9月の初めの頃は微かだったのにもう既にいろいろな声を聞くことが出来て、夜毎耳を澄まし愉しませてもらっています。日によってその虫の声が寂しそうだったりシンフォニーの如くだったりで、聞く日の心が反映するのが面白いところでしょうか。昨夜は殊の他切ない虫の音でした。夏の疲れが心にきているのかも知れません。𠮟咤激励して乗り切らなくてはと自分に言い聞かせる彼岸の入りです。
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