今日の１句

きさらぎのあけのべにいろとけゆきて　　　つゆ草

ここ２、３日ブログが開けなくて困っていました。なんでも更新のパスワードが違っていたとか、こんな初歩的なミスを繰り返す、危ないつゆ草の先が不安です。初めてひらがなだけの句を作ってみました。時々早朝に見る光景で、「春はあけぼの・・」の少納言の言葉とおり、やはり春の曙の光は柔らかく優しいのです。しかし、少納言は紫だち足る雲・・と表現しているので、いわゆる縹色なる空なのでしょうが、私が良く東の窓に見るのは、紅色なのです。植物の息吹を感じるのは青葉若葉の時期なのですが、自然そのものの命を私はこの春の空に感じるのです。　昨日はそんな朝でしたが今日は冷たい春雨でした。

明日から北海道の流氷を観る一泊ツアーに行って来ます。

　　　　　　　春雨や屋根打つ音のしとやかさ　　つゆ草