つゆ草

写真と俳句

今日の1句

2018-08-05 08:44:40 | 日記
秋蝉のしがみつきたる哀れかな   つゆ草

今朝6時頃、窓の外の木の幹に蝉がスッと飛んで来て、涼しい影の部分に這って行ったと思ったら、鳴く訳でもなくそれからずっと30分も動かずに彫刻の様なさまでじっとしているのです。もう元気が出ないという風情で、何だか吾を見ているようで哀れでした。その後もベランダの隅の方でバタバタしている音がし、もう今日限りの命かと心配しています。蝉といえば、娘が脱皮する蝉の瞬間を写真に撮ったとかで、殻を抜けて薄青い奇麗な羽になる迄をメールで送ってくれ、その素晴らしさに感動しました。貴重な瞬間を良く見つけたと感心です。小さな生き物の珍しい生態を見つけるのが得意なのです。今我が街の駅前では盆踊りが真っ盛りですが、写真を撮りに行くエネルギーは無く、ひたすら氷をかじりゴロゴロしている今日この頃です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする