後の月鴫たつあとの水の中 蕪村(蕪村俳句集 岩波文庫)
夕べは雲の間にまに美しい十三夜を見る事が出来ました。揚げ句は蕪村が西行の「心なき身にもあはれは知られけり鴫立つ沢の秋の秋の夕暮れ」から詠んだとされていますが、十分にあはれさは出ていて十三夜の季題に沿った素晴らしい句だと思います。又本棚から樋口一葉の「十三夜」を見つけましたので、読み直したくなりました。
それと今朝は日曜美術館にて、朝倉摂さんの絵と劇の演出の事を見ました。画家である事は知っていましたが、お芝居の舞台美術家も手掛けていてその能力の確かさに感動しました。一風変わった社会風刺や芸術に活躍されていた一人の女性の生き方に、逞しさとその秀でた能力に只々見入ってしましました。私の中で憧れと尊敬の思いを持った昭和の女性達は沢山いますが、この方も新たに忘れられない一人です。
夕べは雲の間にまに美しい十三夜を見る事が出来ました。揚げ句は蕪村が西行の「心なき身にもあはれは知られけり鴫立つ沢の秋の秋の夕暮れ」から詠んだとされていますが、十分にあはれさは出ていて十三夜の季題に沿った素晴らしい句だと思います。又本棚から樋口一葉の「十三夜」を見つけましたので、読み直したくなりました。
それと今朝は日曜美術館にて、朝倉摂さんの絵と劇の演出の事を見ました。画家である事は知っていましたが、お芝居の舞台美術家も手掛けていてその能力の確かさに感動しました。一風変わった社会風刺や芸術に活躍されていた一人の女性の生き方に、逞しさとその秀でた能力に只々見入ってしましました。私の中で憧れと尊敬の思いを持った昭和の女性達は沢山いますが、この方も新たに忘れられない一人です。