これが私の生きる道

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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN (前篇)

2015年08月04日 14時20分07秒 | 映画
原作は未読ですが、脚本に町山智浩さんが参加されているということで
観に行くことにしました。
近所に月曜日は1100円の劇場があって
でも一番大きいスクリーンの上映は20:00の回しかなくて
またこの先、ジェラシックパークやミッション・イン・ポッシブルなどが
始まると小さいスクリーンに追いやられるのは間違いなく
混んでいるかもしれないけど、昨日の夜にしました。
一応、「HERO」を抜いて今週の1位みたいですけど
さほど混んでいませんでした。

ヤフー映画のユーザーレビューでも現在2.13点と空前の低さで
相当の覚悟をもって鑑賞に臨みましたが
個人的にはとても楽しめました。
これはもう原作ものの宿命で
少しでも内容が違ったり、キャストのイメージが全然違うと批判されたり
他の作品では自分も同じような憤りが感じたことはありました。
なのでそういった意見が出るのも理解できるし
制作者側もある程度想定しているものだと思います。

巨人が人間を食べるシーンは人によっては受け付けない位のむごさですが
これ位はやってもらえてよかったです。
映倫と掛け合ってR指定されなかったそうですが
うるさい親はクレーム入れそうです。
立体機動装置を使った戦闘シーンは
邦画の割にはかなり頑張った方ではないでしょうか。
兵器の性質上、そんなにバリエーション多くのアクションシーンは望めず
ハリウッド大作と比べればそれゃあれですが
ここは評価されていいと思います。

キャストに関してはヒロインのミカサ役の水原希子がすごく良かったです。
本業以外でバッシングを受けることの多い彼女で特に好きでもないんですが
この役柄にぴったりのキャラクターでした。
石原さとみの役柄がよく解らなくて
あんなに間の抜けた人を要職に就けていいのかなぁって
何か裏設定があるのでしょうか。

武田梨奈、清野菜名という演技もアクションもこなせる2人の使い方が
どうなのかなぁと。
武田梨奈は弱っちい奥さん役で、旦那が殺されて
それを機会に復讐に燃えて、後編では優秀なソルジャーになって
アクションばんばんするのかと思っていたら
爆薬積んだ車で巨人に突っ込んで自爆するという
別に彼女じゃなくても良くない?っていう。
清野菜名に至っては数秒映っただけで
生きているのか死んでいるのかも分からないほどで
後編に巻き返してくれるのかなぁ。

あと噂ですが能年ちゃんにも出演予定があったみたいで
もしそれが本当ならたぶん桜庭ななみの役だったんじゃないかなぁと。
最近あまちゃんの再放送を観ているんですけど
つくづく今の状況がもったいなく感じてしまいます。
桜庭ななみが悪いわけではないんですけど
能年ちゃんバージョンで観たかったのは本音です。

一番面白かったのが、水崎綾女演じるヒアナっていうシングルマザーが
エレンに色仕掛けで迫って
残してきた子供のお父さんになって、って言った一言で
その直後に巨人に食われるシーンです。
あと長谷川博己演じるシキシマがエレンに戦闘のアドバイスをしていて
でも巨人に足を食われて戦闘不能になると
まぁこんなこともあるかなぁ、と俺知ーらない、って態度に豹変したところも
面白かったです。

原作を読んでいない人で、腕がちぎれたりするのを見るのが平気で
むしろ好きな人には勧められる映画です。
今回面白かっただけに後編でがっかりしないか
そちらに心配をしています。
映像も音も迫力があるので、映画館で観た方が楽しめるのは間違いありません。


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