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チャットモンチーのすごい10周年 in 日本武道館!!!!

2015年11月12日 16時05分01秒 | 音楽
チャットモンチーのライブには、
2011年9月のテレビ朝日ドリームフェスティバル以来で
奇しくも会場は昨日と同じく日本武道館でした。
関東地区でのクミコンのラストライブとなったわけですが
正直その後は興味がなくなりました。

あの3人あってのグループだという意識が相当あって
それでも正式メンバーでなくても構わないので
3ピースだったら良かったんですが
2ピース編成で二人がドラムを兼任するといった
意気込みとか覚悟とかは感じるものがあっても
プロとして作品を送るのにそれはどうなのかなぁと
素人ながらに疑問でした。
その後、現在のサポートメンバーを加えたバンド編成となり
10周年記念公演ということで行くことにしました。

とはいっても定価で買う気はなくて
完売でも席を選ばなきゃオークションで3~4千円位で買えるんじゃないかと思っていましたが
これが中々価格が下がらず
結果的には5千円で手を打ちました。
2階席でしたが、ステージ正面の南ブロックで
しかも通路横だったので
そんなに悪い席ではありませんでした。
サイドステージは完全閉鎖していましたが
平日公演にも係らず目立った空席は見当たらず
まだ人気は継続しているのを証明しました。

クミコンが抜けてからはCDもほとんど聴いておらず
NEWアルバムに至っては全く未聴状態で
このへんの曲ばかりだったら困ってしまう所でしたが
6割方が自分が聴いていた頃の曲で
残りもシングル曲が多くて
セトリ的にはアニバーサリー的な選曲になっていて
満足できるものでした。
特に「8cmのピンヒール」「親知らず」なんかは
絶対に歌わないと思っていたので嬉しい誤算でした。
ただ一番好きな「ヒラヒラヒラク秘密ノ扉」がなかったのは残念でしたが。

で肝心のライブ内容ですが、
こちらはイベントタイトルのような「すごい」内容とは言えなかったというのが
自分の感想です。
まずライブ演出がなさすぎる点です。
これが、「初めて武道館ライブしました」、っていうのならまだしも
10周年というアニバーサリーの集大成的な位置づけなのですから
もっと方法はなかったのかなぁと。

ステージ中央に円形のスクリーンがあって
そこに映像が映るのかと思いきや
オープニングから最後までずっと同じロゴが映ったままで
2人の姿も一度も映されず、自分の席からは顔が全く分かりませんでした。
2ピース演奏になるときだけステージ前方の専用ステージが
せり上がってくる以外は
ライブハウスでも可能な演出ばかりで
アリーナじゃできないものが全くありませんでした。

音楽を第一に聴かせたい、というコンセプトなんでしょうけど
それならばわざわざ武道館を使う必要もないし
定価で7000円近くの値段(アリーナ席なんかはお土産付きで1万円近く)
を取っていてこれは今の時代ないなぁと思いました。

それよりももっと問題があったのは
観客の盛り上がりの少なさはショックでした。
出だしの「ハナノウメ」「8cmのピンヒール」「シャングリラ」の3曲なんて
4年前なら相当熱狂していた曲たちで
ライブハウスならこの時点でもみくちゃ必至です。
それが昨日は腕振りすらする人は少なく
やっと「風吹けば恋」で盛り上がってきて一体感が出てきたときには
ラスト1曲となっていました。
自分の前に3人組の若い女の子がライブTシャツを着ていて
やる気まんまんなのかと思いきや
ライブが始まるとほとんど動きもなく淡々としていて
これは世代間の問題なのでしょうか。

曲の最中よりも曲が終わった後の方が
拍手が大きくて盛り上がっている雰囲気で
自分が知らない内にこれがスタンダードになってしまったのかと不思議でした。
ライブハウスとは言わないまでも、
ホール公演でももっと盛り上がっていたと記憶しているのですが
自分が昔を懐かしんでいるだけなのでしょうか。
とにかく客席の雰囲気はすごくショックでした。
腕振りをあんなに躊躇する公演はここ最近記憶にありません。
えっちゃんが結婚、子持ちになって
アイドル的に好きだった熱狂的なファンが減ってしまったのかなぁ。


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