ねこ饅頭な日々

タイトルは「ねこ饅頭な日々」ですが猫の話は勿論、日々起こる雑多な出来事、珍事件、身の回りのステキを書いていきます

蓼科山へ

2014年11月04日 10時32分38秒 | 

さて、蓼科山の登山口に到着。
登りが3時間弱の行程
この頃はまだ甘くみていた たった3時間の登りだと甘くみていたのダ。
リンゴ畑で遊び、渋滞で時間がかかり、軽井沢でお買物をして遊び・・・。
どうせ3時間の登りだし~って登りはじめたのが11時過ぎてたかなぁ。


えっ何これものすごい急な坂
なだらかだったのは最初だけで途中からずっと転げ落ちそうな急な坂
甘くみていたな、いかんかったなと気を引き締める


苔(*´∀`*)苔好き
雨で嬉しそうだ。


蓼科荘に到着。
もう今年の営業を終えて板が打ち付けられ冬支度してある。
全部雪に埋まるんだろうな。



うんしょ うんしょ・・・とひたすら岩をつかみ脚をかけ、上へ上へと上がる。
後ろを振り返ったらこんなん↓
岩が雨に濡れて滑りやすくてよけいに怖い、慎重に・・・。


蓼科山荘を越えてからは、さらに坂が急になる。
まるで壁のようだ。
霧なんだか小雨なんだかで視界が悪い。
足元ばかり見ていたらコースアウトしそうだ。
時々立ち止まり矢印を探して進んでいく。
前日に続き風も強くなってきた。
フッでも平気ダ、前日よりはずっとマシ。
慎重に丁寧に一歩一歩進む。
それよりも私の苦手な下りはどんなに怖いだろうそれが心配。



やった到着!蓼科山頂ヒュッテ。
ここも今年の営業が終わり、冬支度してある。



いや~甘くみていました。
こんなに怖い岩場が続くと思っていませんでした。
すごい強風なのですぐに撤退~!!(゜Д゜)ノ


(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
怖い怖い怖い! 下りは怖い
丁寧に、滑らないように、慎重に・・・岩を下りていく。
「登ってしもたもん、下りな帰られへん・・・」と心の中でブツブツ言いながら


蓼科山荘まで戻り、お昼も過ぎていることだしラーメンを作って食べる。
営業が終わっている山荘の軒下を借りる。
ゆで玉子、人参、青葱入り  


山では、温かい汁物が最高に美味しい(^u^)♪


4時頃無事下山。
もう私達の他はだれも居ない。
途中登っていた団体さんは悪天候で引き返したのだろう。
前日に引き続き、ここでもこの日の最後の登山客は私達になった。

蓼科山踏破!
日本百名山、この旅で二座クリア!


雨ばかりだったのに、とても楽しかった。
雨でなくては見られない山の姿。
雨ならではの経験。
怖い風の経験。
帰りの車の中、何度も何度も今回の山の話をして笑う。
いつか新緑のころにまた来られたらいいな・・・

諏訪湖が見える(*´∀`*)
諏訪湖SAで休憩してから帰る。
信州から離れるのがなんだか急に寂しくなる。
「帰らなきゃ」


そして無事帰宅。
軽井沢で買った中山農園の「アサマベリー」のジャムとジュース。
子供の頃に飲んだのと同じ



たくさんの山バッヂコレクションに、浅間山が仲間入り♪ 日本百名山と書いてある♪


たくさんの洗濯。
何もかもが泥だらけ( ^∀^)
リュックもカッパも登山靴もストックもドロドロ。

雨と風に悩まされたけれど、
岩山の下りが怖かったけれど
手が凍傷になったかと思うくらい冷たく痛かったけれど、
私はもう山に行きたくなっている。
次はどこに行けるかな・・・
そう思いながら登山靴に油を塗りこんだ。