やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

雨だけど行ってきた 忘年登山の下見

2018-11-06 16:11:41 | 山旅(国内)
朝4時半に車で家を出て
忘年登山の下見にいってきた♪
なんなんだろー、この、抑えられない想い。

真暗な中央道を走っていると
AM6時前頃かな、後ろ(東)の空が明るくなってきて
バックミラーにうつる
グレーとピンクが綺麗だった。

あとは土砂降りだったけど、
やはり行動しなければいけないね!

ほぼ、できあがったわ、わたしの忘年登山のイメージが。

龍神の横たわる湖


思ったより小さな湖で
ほのぼのしてすてき。


最初に山荘の方にご挨拶したときはまだ
AM7時。小学生の子がランドセルで登校前だった。笑
わたしおもわず
「こんなところに学校が?」って聞いたら
「全校生徒12人」ですって



池をまわって、龍神の神社に行く途中、
うっそうとして怖かった。

こんな日に子供を連れてきても
文句ばっかり言われそう。ひとりでよかったわ。笑
真暗なの。

怖すぎた。

四年前の雪で崩れかけてて近づいたらだめって
かいてあった。

遠巻きに近づいたら、暗闇には
龍神どろこか、「きちゃあだめ」っていう魔物でも
いるんじゃないかっていう雰囲気で、近づけなかった。

わかるーー?この奥から暗い目がわたしを見てたの。

怖楽しいの。こわたのしい。

杉じゃないところは明るくて
雨の音が土に吸い込まれていって、
自分の内面に集中していく感じだった。


ネパールやパキスタンやヨーロッパのような
氷河の神々しい白い山々の際立った美しさが
自分を外からひきつけるような感じだとしたら、
ここでは、真逆で、
目を奪われるより、心の中から問いかけられて
ずーっと物思いにふけっているか無になっているか、て感じ。

山中では誰にも会わないし。時々動物の気配とか。
誰にも気をつかわずにどんどん歩けるし、
雨が強くて濡れてく感じも、非日常的で好き。

ほとんどなだらかなこの山は
忘年登山の2日目にしようって決めた。

で、最後の登りはとっても急で、ここではきっと
一年の厄も落とされるだろうな、と。


山頂からは南アルプスや富士山の大展望。
みんなで見れたらうれしいだろうな。


今日はなんも見えなかったけど、
じゅうぶん満足だった。

小さいお地蔵様が倒れていたので
起こしてから、長く、お祈りした。お祈りじゃないな、
お願いだ。笑



このあたりは古くから
古道になってるので、たくさん歴史が感じられる


ひとりなので歩くのも早いし、あっというまに
下見は終わった。それでもあちこちまわったけど。
そしてびしょ濡れ。

心はすっきり。


最後、もういちど、宿に寄って、
宿泊の夜のごはんのこととか相談した。

貸し切りだし、
鍋とか持ち込んでもいいですか?て聞いたら
いいよってことだったので、
ますます楽しみになってきた。鍋とコンロは宿のを使わせてもらって
自分たちで食材をもちこんでいいって。

かなり楽しみ。


忘年登山の下見には帰国後もまた行く予定♪
もう一か所いきたいの。