やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

透明な空気と青い空・・・て、そのままじゃん、笑

2018-11-27 18:55:26 | 山旅(国内)

今日、
空気は透明で、
空は青かったです。

て、書いたら
国語の先生はなんていうだろう。
当たり前なんだけど、
その意味がそのまま、その通りだった。




やっと山に行けた。3時半に起きた。
山梨と静岡県境の二百名山、
毛無山1964mに登ってきた。歩いた標高差は
1100mなので、そこそこいいトレーニング。かな。

東京から車で
2時間半。ドライブも楽しかった。音楽がんがんかけて。
ひとりで、気が楽で、自由で、感じるまま。

富士山が近づいてきて
その大きさもすごいけど、朝霧高原に
本当に霧がほんのりかかっているのがとても綺麗だった。

おいおいまじかよ おーまいがっ
てひとりで叫んでた。笑
ずるい美しさだ。ここは日本なの?て感じだった。
映画のセットでしょう?ていうふうな。
ずるいっていうのは
山での勝負の前にもうあちらから仕掛けてきた感じ?笑
その目の前に逆行の富士山がどーんで
目の前には太陽に照らされた毛無山




朝の7時半くらいから歩き始め、
とにかく静かだし、登りが続く、後ろにはフジボー
それもなんか帽子をかぶっているかのような

いつ振り向いても、すぐそばにどーんといるの
この世にはフジボーとわたしだけ

なんとも透明な空気感なの。


次から次から頭の中で
ひとりで会話がつづくの。
けどはっとすると、無な感じで、今の時間、瞑想だったんかな
っていうひとときが流れてて
いつのまにかどんどん登ってるの。
透明な空気の中になんか自分も透明で、ひとつになってるの。
その感覚はとっても気持ちいい。

水を飲んで再び歩き始めたときには
なんか飽きた
って思うときもあった。笑
で、最近、山にもついてこなくなってきたはーたんのことを考え、
どうやったらまた楽しいって思ってもらえるかな
とか添乗員のように考えてた。
たしかに最近は、無理に楽します努力を
なにもしてなかったなあとか。クイズもない、歌もない。
けど、どうなんだろ、そんなの必要なのかなとか。
もしここに連れてきてても、長くてつまんないって言われそう。
あのひとたちは富士山の景観にそんなに興味をもってないし。笑
けどそういうわたしだって
さっきは「飽きた」と感じてた。笑

わたしはそういうところも含めて全部と思ってる。
だって山頂に立ったら次の山のことをワクワク考えてる。
ずーっとピークの喜びじゃなくてそこにいたるまで
いろんな感情があるところ。つらいことやときめくこと。
空が青いってことを改めて見つめること。
全部含めて好きということ。

歩きながら思い続けてた、いろんなこと。


やるねぇ、フジボー
そしてまだ帽子をかぶってる

上の稜線からは伊勢湾や伊豆半島まで見えてた。

裾野も大きい。

長女は初めてみたとき「ねえねえあの山は有名なんじゃない?すごいおおきいよっ」
と東名高速の車内から、(東京に引っ越してきたとき)
富士山であることを知らずに叫んでた。のを思い出す。

南アルプスから北アルプス南部も見えた

歩きたいなあ、あっちも。
北岳、間ノ岳、同じ場所から日本の3位までの山が見えてる。

下りてきた時はまだ昼の12時で空は青く眩しく
富士山が近くてあまりに美しいので
物足りなくて、もっと歩きたかった。

車を停めて下りて撮った




これは忘年登山の下見だったのだけど、
まだこの山に100パー決めているわけではない。
でも実際この距離の富士山の近さは、そこに立ってみないと
わからないくらい最高。
それにみんなで歩くときには全然違う登山になるわけで♪

次はどんな発見なんだろ♫みんなとは。