ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

パソコン講習とソフト開発をしています。自作小説も掲載しています。ネット情報発信基地(上野博隆)Hirotaka Ueno

闇と光の慈愛のコントラスト(6)神々の恋①

2010年10月05日 18時11分14秒 | 闇と光の慈愛のコントラスト(自作小説)
闇と光の慈愛のコントラスト(6)神々の恋①
2010/10/05 13:59:19投稿者:ひろぴょん
アクテイスの体は動かない。
(こころを伝えよう)
祈り、それは、心を伝える手段である。
苦しい、楽しい、悲しい、思い出…今の思い
アクテイスは祈りだした。
(伝わると いいのだけれど)

--神々の恋--

イリノイスは星星から12宮神を作り出した。
むろん12宮神に恋愛の感情とかは持つわけは無い。
でも、レマァーは、イリノイスが好きであった。
闇の種族は、地に住みいとなみ種族を増やし農作業も自分自身の手で行ったいた。
栄えていると言える。
イリノイスは、天空の城にいて、全て12宮神の力(能力)でまかなっていた。
好きと言う気持ちを考えたことも有るが、なぜか、
いとなむことをしなかった。
種族は12宮神と我自身だけであった。

中光集殿の中にイリノイスとレマァーは居た。
部屋の周りに12のつがいの光の生命
そのなか、我なくイリノイスとレマァーは自然と見詰め合っていた。
レマァー (目に少し濃紺の闇が見える)うっとりと見つめる。
イリノイス(淡いまなざし 恋か?)
目を閉じるレマァー
二人は、何をする意識もなく唇を重ねていた。
二人はキスをしたのだ。
真紅の光がキラキラと部屋中に飛び散る。

すると部屋に潜んでいた光の生命、今、生きている実感を取り戻したように鼓動が
「ドク ドク ドク …」
部屋の二つの真光球が光りだす。
光は、12の生命、いや、つがいなので24の生命を育てる。
24の生命は見る見る成人になった。
そして、そっと、床に横たわる。
真闇球は、光を失い、いや、中に銀河のような宇宙を覗かせていた。
星星がきれいに渦になり輝いていた。

「マイジン この24の命を休めてくれ」
イリノイスは、マイジン(12宮神の一人)を呼んだ。
どこからか、彼女は現れ、24の生命をつれて消えて行った。

そして、
「レマァー 部屋に行こう」


イリノイスは一言いい、中光集殿を後にした。その後をレマァーは静かに追った。

つづく(次回、神々の恋②)

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闇と光の慈愛のコントラスト(5)人の誕生(誕生)

2010年10月05日 18時10分21秒 | 闇と光の慈愛のコントラスト(自作小説)
闇と光の慈愛のコントラスト(5)人の誕生(誕生)
2010/10/05 11:16:56投稿者:ひろぴょん
(う 体が動かない 目もあかない 呪文かなにか?)
(そんな訳はない 気持ちのエネルギーで打ち破れないものはない
 そう 長(アクデシア)に教わったではないか…)

(アクテイス それは正しい行いだ)

--人の誕生[誕生]--

種は闇となり、金の飾台の中央の宝石に全て吸い込まれた。
今度は銀の飾台の上の真光球の光を吸い込み始めた。
イリノイス(部屋が暗くなる)
     「フォルテ フォルテ フォルテ…」
光は強まろうとするが、真闇石の吸収力は、それと同時に強くなる。
     「フォルテ フォルテ フォルテ…」
     「フォルテ フォルテ フォルテ…」
     「フォルテ フォルテ フォルテ…」
イリノイスは、全身のエネルギーを奪われかけていた。
     (これが最後だ。)「フォルテぇえ」
全エネルギーを使いはたし、ガクッと片ひざをついた。
     (これが 全てだ どうだ!)
部屋が真っ暗になっていた。その中、二つ、光が輝きだした。
     (真光球か…)
金の飾台の上の球(真闇球)の中に、二つ光りが現れだしていた。
     (お お 真闇球!)
はじめ、二つの光は白色だったか、左の光は、だんだん青みを帯びて、
青と白の二つの光になり、光は球の外に漏れることなく球のなかで、強さを増していく
やがて、球は青い光一色で満ちた。と思った瞬間、一点残っていた白い光が、
青い光の中心部に飛び込んだ。一瞬、凝縮したかと思うと、一変に爆発する。
光は球の壁を破って、部屋中に満ち溢れた。
     (ど う だ ! あははは)
そして、真闇球の光の中から、光が一つ、二つ、…飛び出て宙に止まる。
イリノイスは、力尽きて片ひざをつき、床をぼぅと見ていた。陰が二つ
     (う 他に誰か居る 誰だ?)
後ろを振り向くと12宮神のひとり、レマァーが立っている。
     「すごい 命の誕生 イリノイス」レマァー
     「ふふふぅ とうとうたどり着いたわ」イリノイス
     「そこで見ていろ」
やがて、12の光が部屋の隅を囲んで留まっていた。一つ一つの光の中には
二つの光、それが、大きくなりつがいの赤ん坊に成っていた。人、地のもの、空のもの
の誕生である。

つづく(次回、神々の恋)
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不思議なハートの力00008(魔界への入口③)雑談マクド

2010年10月05日 09時24分58秒 | 不思議なハートの力(自作小説)「R指定はありません」
不思議なハートの力(魔界への入口③)雑談マクド
カテゴリ:自作小説2010/10/03 11:01:19

真菜美は兄(比呂)と日本橋に学習ソフトを買いに来た。ソフトは買えた。いや、もらったもののどうなるか?、それは、これからの話。その帰り道のマクドでの雑談。

比呂 「マナ何する?」
真菜美「チーズバーガーとコーラ」
比呂 「チーズバーガーセット ポテト 俺食べるから
    ビッグマックセット 以上」
真菜美(ポテトはガマン ダイエット ダイエット)
マクドの店員「はい かしこまりました。
       横でおまちください」
店員から、注文したバーガーセットを受け取り、奥のカウンター席に着く二人
比呂 「やっぱ 狭いね」
真菜美「兄ぃ 何で マクドって 狭いの」(゜∀゜ )
比呂 「東京じゃ 広い店 在るってよ」(いまさらかょ)
   「でも 安いから…」
真菜美(そうそう ソ ♪ フ ♪ ト)
   (動作環境とか聞くの忘れた!!)
   (でも 本当に動くかなぁ? あんなもらい方して)
   (やっぱり 不思議!)
確かに不思議なゆずり方をされたソフトである。左の中指にある指輪がなければ信じないところであるが、指輪を見るたび楽しくなる真奈美である。
   (きれいな指輪、少しクスンでいるけど、磨きゃなかや う 磨こう)
比呂 「マナ どんなソフトなん それ?」
真菜美「なんか AI だって」
比呂 「AI!!! て?」
真菜美「うぅ でも ただの学習ソフトだよ」
   (本当かなぁ? まぁあ いいや)
   「問題とかだせるんだって」
   「動作環境はと」
比呂 (動作環境も聞かずに買ったのか?俺でもしない)
真菜美(あった!)
   「特になし。 え! おぅ」
   「ネットにつながっている世界中のコンピュータに依存し
    処理、メモリ、記憶を共有します。
    注)セキュリィテイ
     保存は独自の古代言語でできており通常のマシーンでは
     解析できなくなっています。」
   (ネットにつながってる?)
   (つまり ハッキング?)
   (世界中のコンピュータ?オーバーな)
   (古代言語?何時代?)
   (難しぃい う まあぁいいや)
   「OSは Windows系 MC系 UNIX系
    インストールはOSと同レベルにロードされます。
    ハードディスクに5Gの空き容量が必要です。」
   (おおぉ 初めて普通のソフトらしき書き込み
    5Gって結構いるね!)
比呂 「マナ ポテトおいしいやろ?」
真菜美(う? あ! 私ポテトを食べてる ダメピョ)|゜Д゜)))ドエッ!
   (動きそう 不思議なわりには ちゃんと 書いてあった)

比呂 「ところで裕也どうするき?」
真菜美「好き!」
比呂 「裕也 どうしたら良いか 迷ってたよ」
   「でも、あいつ元気っ子好きだから」
   「マナの元気で無邪気で暴走するとこ見ると安らぐて言ってた」
真菜美「ほんとう」(やった、恋はモーダッシュて やっぱ)
比呂 「サッカーの試合あるから大阪大会すむまでは、おとなしくね」
真菜美「わかった」
比呂 「食べ終わったし帰るか?」
真菜美「うん」

まずまず、学習ソフトは動きそう。不思議な譲られ方をしたソフト。
ソフトをめぐって何がこれから起こるやら、左手の指輪があやしい青色を
少し光らせた。

つづく (次回、魔界への入口③インストールへ)
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