NOVAに業務停止命令

NOVAに業務停止命令――勧誘で虚偽説明。

「NOVAはひどい。ＣＭと全然ちがう」という評判は、前から２ちゃんねるなどで良く目にしていたので特に驚かない。テレビのニュースでNOVAの問題点を報道してるが、そのテレビＣＭで「いつでも駅前留学」と言ってたよなww
もっとも昨日までの時点でマスコミに「NOVAの問題点を報道しろ」というのは無理な話で、そんな事をしたら業務妨害で反対に訴えられる。ネット掲示板ですら度々訴えられているんだから。
ネットの負の部分が問題にされるが、ネットだからこそNOVAのような噂が流れるのであって、大切なのは受け手の判断力だろう。現在のマスコミとネットの両立は情報を享受する側にとっては好ましい状況だと感じる。もちろんネットの無い時代にもクチコミという情報源があり、悪い評判は風の便りで伝わった。

NOVAの問題に話を戻せば「好きな時に予約が取れる」なんていうのは誘い文句って解ると思うのだが……。英会話教室に通った経験は無いが、似たようなシステムで自動車教習所へ通った経験で実感する。実地教習の予約を取るのが結構、大変だった。それでも大学生だったから授業をサボって平日の昼間に通えたので何とか免許を取れたが、あれが平日夜と土・日・祝日だけだったら非常に大変だったと感じる。また床屋だって平日の夜と土・日は混んでいる。社会はそんな物だ。ただし報道によると１年間に１回の授業を受けられなかったケースもあるそうで、さすがにそれは酷すぎる。だから業務停止命令になったのだろう。消費者の知恵としては、あまり美味い誘い文句は信用しない事だ。ＣＭは報道ではなく、あくまでも宣伝なのだから……。

宮崎県議会紛糾

宮崎県議会で議員と知事の一問一答方式による一般質問が始まった。途中、具体的な数値を求める議員に対して「数値を把握していない」と知事側が答え、さらに知事から「重箱の隅を突付くような数字」という発言も飛び出して、議会が二度も休憩するなど紛糾した。結局、知事側が議会に謝罪した。

日頃から東国原知事には厳しめの当ブログだがw、今回は知事を擁護する。議員とか役人って人種は、どうも数字を出すと具体的で真面目に仕事していると妄信している感じがする。数字よりも重要なのは姿勢や方針だろう。
数字バカの典型は、パソコン操作を45分したら15分間の休憩、１日のキータッチは5000回以内……なんて社保庁の労使合意だろう。こういう人種がやってるから行政は非効率だ。

モラルなさ相変わらずＴＢＳ・朝ズバッ！

社保庁の年金相談ダイヤルが繋がらないという。なんでも繋がる確率は僅か３％程度とか。
今日の『みのもんたの朝ズバッ！』で、その様子を放送していた。スタッフが１時間おきに社保庁の年金相談ダイヤルに電話する。流れてくるのは、繋がりにくいというテープの音声。

ところで、このスタッフは何故、電話したのか考えてみる。自分の年金記録の照会だろうか？まず考えられない。そんな個人情報をカメラに撮ることはないだろう。これは社保庁に繋がらない様子を撮るために他ならない。

そしてＴＢＳのこの行為によって年金相談ダイヤルは確実に混雑度がアップする。もちろん１日数十万件という数に比較すれば、１時間おきのＴＢＳの無意味電話などほとんど影響がない割合である。
しかし、全く意味のない電話を、ただ放送する素材欲しさに掛けてしまう所がＴＢＳのモラルのなさを象徴的に表わしている。不二家の証言捏造も、ハニカミ王子への盗聴依頼も、根は全く同じである。ただ自分たちの番組のことだけしか考えず、他への迷惑はお構いなし。ＴＢＳの姿勢は全く改められる気配がない。