オクトシティー正直村

おかしいな?変だな?と思った事を綴った駄文

コンピュータゲーム

2016年08月08日 | Weblog
ポケモンGOが世界中で大流行しているらしい。

 私はコンピュータゲームがあまり好きでない。シミュレーションゲーム、特にテーブルゲームは暇つぶしに時々やっているが、その他のゲームは繰り返しで際限がなく遣り甲斐も感じないのでとてもやる気にならない。壮大な時間の浪費だと思っている。最後まで到達しても何かが生産されるわけでもなく能力が向上するわけでもない。膨大な手順を試行錯誤した途中経過も次のゲームに生かされるわけでもない。

コンピュータの中のゲームが外に飛び出した。

 そのように見えるかもしれないが、あくまでコンピュータの中での世界である。GPS機能と地図データとビデオ撮影機能を一体化させたに過ぎない。現実に撮影された景色の中にキャラクターを表示させたに過ぎない。キャラクターの出現場所はGPSコードをランダムに発生させれば簡単にできる。発生のコードはある程度管理しているのだろう。海の上や無人の場所に出現させても意味がない。

私にすれば、何でみんなが熱中するのか理解できない。

 特に大の大人が一生懸命になってゲームに興じている。しかし、よく考えると、ポケモンのゲームが始まったのは約20年前である。20代30代の人はポケモンゲーム世代なのである。私に理解できないはずである。私はポケモンゲームそのものをよくは知らない。私たちの世代でいえば、カブトムシやザリガニやトンボやセミを野山を駆けて取まくった子供の頃の感覚なのだろう。それと同じことをポケモンゲームでやっている。

この流行はいつか廃れるのだろうか?

 いずれにしても、いろいろな弊害や事故をポケモンそのもののせいにされているが、悪いのはゲームに熱中している本人であろう。当然ながら周囲や周りの人に迷惑をかけないようにプレイするのが常識のど真ん中である。そんなことも考えられないほど熱中することそのものが大いなる間違いである。当然結果にも本人が責任を負わなければならない。ゲームのソフトを安全なやり方に改良するのも一つの方策ではあるが、ゲーム会社を一方的に非難するのは間違いだと思う。

バーチャルとリアリティーが混在している。

 リアリティーの中の現実とバーチャルの中の現実が明確に区別されていない。また、法的にこれらを規制するものがない。バーチャルの中に現実を持ち込んでも取り締まることができないし、管理することもできない。バーチャルの原爆記念公園にポケモンを登場させて、現実の原爆記念公園とリンクさせてもバーチャルのポケモンが施設侵入罪で訴えられることはない。それが理解できない人間が現実の原爆記念公園でポケモンゲームに興じて、立ち入り禁止区域に無断で侵入することにもなる。

ストリートビューとコマーシャルを合体させたサービスもある。

 街中をカメラで撮影すると映像の中の建物に店名と広告が表示される。中にはカメラを操作して店内を映像で見回すこともできるようなサービスもある。これは、コマーシャルをする側が了解のもとになされているのであろうが、了解なしに個人的な情報を公開されたらいくらバーチャルとはいえたまったもんではない。しかし、ツールとしては可能なのである。たとえば「この家は誰々さんの自宅です。」と情報として提供することは当人の了承なしに十分可能である。これをどこまで許すのだろうか?

ポケモンGOだけでなく、カーナビも同じような気がする。

 カーナビにはいろいろな情報が提供されているが、その情報は対象そのものを管理している当事者に了解を取っているのだろうか?私にはいちいち了解を取っているようには見えない。コンビニがありガソリンスタンドがあり商店などがある。これらの施設は個人所有物である。それを勝手にカーナビの地図上に掲載している。電話番号や郵便番号で場所が検索できる機能もある。果たして検索で特定される対象物を管理する個人はそのことを了解しているのだろうか?バーチャルなものにも個人情報を保護し管理する仕組みを早急に作る必要があると大きな声で提言するものである。

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