オクトシティー正直村

おかしいな?変だな?と思った事を綴った駄文

アメリカからの圧力の気づき

2020年08月23日 | Weblog
過去にいろいろなところで、アメリカからの圧力を感じてきた。

 外交であり、軍事であり、貿易であり、経済であり、国内政治であり、国民生活である。我々の多岐にわたってその影響が浸透している。しかし、おかしなことにこれに異を唱える人が少ないし、最初から諦め切っている感じである。「長いものには巻かれろ」という文化が日本国全体に浸み込んでいる。圧倒的な強者に対しては抵抗することを徹底的に諦めてただ従うのみの日本国の姿勢がある。

つい最近の貿易摩擦がまさにそうだった。

 理不尽な要求に抵抗することができずに素直に従ってきた過去がある。現在でも防衛装備品のアメリカの売り込み攻勢に負けて膨大な予算をつぎ込んでいる。アメリカをはじめとする西欧諸国のロビー活動は強烈で、政治家を巻き込んで国レベルで強制力を行使している。日本にそんな交渉力は保持していないし、国の力も弱い立場に立たされている。少しは気付いてもらいたい。なんで「アメリカ」から購入しなければならないのかということを。

スーパーパソコンのアメリカからの売り込みもあった。

 結局は使い物にならないで、いつの間にか廃棄されている。まあ現在では日本の技術力が進歩してアメリカを凌ぐようになったので、その勉強代だと思えば少しは納得いくが、当時は政治力で押し切られた形の無理強いであったことを記憶している。どうして日本は抵抗しないのだろうと不思議に思ったものである。政治家が率先してアメリカに傾倒して、その方針に国民も異を唱えることもなく何もなかったように過去の出来事と済まされている。

今度は、新型コロナウィルスのワクチンだそうである。

 まだ確実な検証も終わっていないのに、国が早々に認証しアメリカから買おうとしている。ワクチンが万能の治療薬だと思うのは間違っている。効く人もいるし効かない人もいるのが通常である。効いてるのか効いてないのかも定かではない。そしてウィルスはDNAが変異してゆく。当然ながら新しいワクチンにも耐性のあるウィルスが生き残ってゆく。そのウィルスにはワクチンは効かないことになる。インフルエンザウィルスで経験したことではないか。

インフルエンザのワクチンは過去のウィルスに対応している。

 よって、新型のインフルエンザが流行すると過去のワクチンは効かない。しかし、治療薬として承認された過去の大量のワクチンは治療薬として処方される。効かないことが判っていても処方するのである。全く効かないという治験データはその時点では存在しないので誰も疑いを持つ者はいないし、反論できないが、過去のデータから明らかなはずであるし、そんな分析をしないで繰り返すことは国家予算をドブに捨てているようなものである。

タミフルというインフルエンザ治療薬もたくさんアメリカから買わされた。

 途中で副作用や後遺症が発覚して大問題になったが、国はこれに目をつむって今でも使用量や期間を調整して処方されている。私はワクチンや治療薬なんて一度も使ったことないが、周囲ではこぞって処方してもらっていたようである。たとえ罹患しても自分で治すし、自分の免疫力で予防することに努めている。病弱であったり高齢で免疫力の低下している人達に適正に処方されるのに異を唱えないが、猫も杓子もというとなんかおかしいと思ってしまう。

日本の国とはおかしなもので、

 自分の手に届かない影響力を行使できないものに対しては騒ぐことを止めてしまう。八百万の神の信仰と農耕民族で自然と共生していた文化のためではなかろうかと思う。メディアで日々いろいろな異論口論が飛び交っているが、それは自分と対等な立場の人達に向けられたものである。そして、異質なものや弱みを持ったものや大衆を敵に回した者に対しては徹底的に陰惨な攻撃をする。こんないびつな島国根性は即刻修正したいものであり、もっと大きな問題に目を向けてもらいたいものである。

新型コロナに対しても同じである。

 まずは、国や自治体が見えない敵の新型コロナに対して国民の自粛を強制することを最優先としていることに問題がある。国として自治体として防疫のための具体的な対策を打ち出すことが必要なのであって、正義の味方気取りで多額の税金を一律にばらまいてもコロナは終息しない。どの問題点に、どこを重点に何をすべきかを明確にして現実的具体的対策をするべきなのだろう。危機を煽って予算を動かして利権を行使することに終始しているようでは問題点は一向に解決しない。新型コロナに対する脅威も、これに対する経済対策も、今後の国際情勢の認識もみんな間違っていると思うのは私だけであろうか。

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