宇ゐの里山徒然記

町屋暮らしの後、2013年10月北山杉の里、右京区京北町に移り住みました。
周辺の紹介と暮らしの事など綴ります。

2008年09月23日 | 町屋
今日は庭の草むしり。なるべく大雨の翌日にしている。
苔がだいぶ成長してこんもりとしてきた。

    

ところが、この苔シートの中で勢力争いがある
きれいに見える苔は蘚類(せんるい)といってこんもりとふくよかな緑をたたえる。

 

  ↑スギゴケとハイゴケともに蘚類。わが庭苔の今や95%がこれ。
   ハイゴケの間でスギゴケが頑張っている。
   造園業者さんが作る苔庭はこういうミックスにはならないのだろうが
   我が家は“蘚類”は無礼講w

一方、苔類というそれらしいカテゴリーをもらいながらあまり歓迎されない
苔も生えている。

   

  ↑ゼニゴケである。右は葉を一枚抜いたもの。

平たい葉を持って繁殖し、スギゴケやハイゴケの上へ葉をかぶせて広がっていく。
当然下にある、葉の細い蘚類は光が遮断されて次第に枯れ、養分にされてゼニゴケに地面を占拠されてしまうのだ。

せっかくふんわりと緑で覆われたと思っていたら端の方からゼニゴケが進出
そこだけ平板になっていくので遠目にもわかるようになる。
このゼニゴケがかなりしぶとい。

同じ苔どうしなのに気の毒なのだがゼニゴケを見つけると葉を下の苔とはがして
一枚ずつ根ごと引き抜いていく。
前回の手入れの際にはメリメリとゼニゴケの場所をシートのようにはがして
奥に生えているスギゴケを移植してしまった(;´Д`A ``` 



細かな雑草も指先で丁寧に抜いていると少しずつ苔の範囲は広がってくれる。
今日は新たなエリアにスギゴケの赤ちゃんを発見

    

黒く光るのが小粒の砂利なのでまだ2~3mm程度の大きさ。
周囲の雑草や砂利を取り除いたり細かな作業でけっこう時間もかかる・・・
でも可愛いw

蚊取り線香を3か所ほど焚いて腕には虫よけスプレー。
隣にお寺の竹藪があるせいか蚊の多さは半端ではない。
夏よりも多いような気がする。
身体をはっての庭いじりだが至福の時間。



コメント (7)
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