憂国の花束

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小室圭の虐め記事 眞子内親王は自由になりたいそうだ。

2021-01-15 13:22:24 | 眞子さま
1月14日発売の週間文春が小室圭氏の小学校時代に行った虐めを報じた。
下級生女子に行った行為、同級生男子に対して行った行為相手を思いやる心の片鱗もない酷いものだ。
心ある親なら、それはしてはいけないことだと教えるだろう。が、佳代さんはどうだろう。
むしろその行為を自己正当化する論理を組み立てて圭氏に語ったのではないだろうか。
加害者の立場に立たされそうになったとき「私にそうさせた相手が悪い。」という他罰的論理を瞬時に組み立てることができるのがこういう人々の特徴です。そして「私にそうさせた相手が悪い。むしろ私は被害者だ。」と、するりと被害者の立場に立ってみせる。
傍からみれば、その論理のオカシサにすぐ気付くが、これをオカシイと気付かない人も少なくない。
眞子内親王も圭氏から「週刊誌報道は嘘だ。」もしくは「私をそうさせた相手が悪い。」という説明を受けて、「小室氏は悪くない。」と思いたい心を満足させているのかもしれません。

その眞子内親王についてですが、
「眞子内親王は結婚する以外に自由になれる道がない。」と言う人々がいる。
三浦瑠璃氏も文藝春秋の対談でそのように語っているが、そんなことはない。

皇室典範
第十一条 年齢十五年以上の内親王、王及び女王は、その意思に基き、皇室会議の議により、皇族の身分を離れる。 

皇室典範にこの条項があることは、誰でも知っているでしょう。
三浦瑠璃さんは知らないの?まさかね。

眞子内親王も皇族の暮らしから自由になりたいだけなら、小室圭氏との結婚を利用しなくても皇居の外へ出ることはできます。
ちなみに自分の意志で皇族の身分を離れる場合でも、一時金は貰えます。
でも、眞子内親王は皇室典範のこの条項を使おうとはされていない。
眞子内親王に自由への切望があるとしても、その切望には不純なものが混じっているとしか思えないです。

何も行動を起こさない小室と眞子内親王、その取り巻きが描くハリウッド映画のようなシナリオとは?
小室圭さんが、(内親王の婚約者という立場フル活用で)国際弁護士の資格を取り、就職したところで、おもむろに「待たせたね。一人の女性として身一つで飛び込んでおいで。」と手を広げ、内親王は自らの意志で皇族の身分を離れてハンドバッグ一つで皇居を走り出て圭氏の元へ・・・。被せるように高鳴る眞子と圭のテーマミュージック。You're Sun I'm Moon
アメリカ人には受けるかも。
日本人の多くは、そのような段取りで結婚したとしても、皇居の中との繋がりは続くことも、二人が皇室を利用して生きて行くことも知っているので、そのような作り話には感動はできないが。
どんなストーリーにしろ、眞子内親王は圭氏と「国民から祝福されて」結婚するのでしょう。
結婚したら、もうネガティブな報道はできない。虐め報道も今しかできないからするのかも。

皇室経済法 独立した生計を営む内親王 その4

2021-01-15 10:21:48 | 皇室
皇室経済法には、もう一つ謎の存在があります。

四 独立の生計を営まない親王、その妃及び内親王に対しては、定額の十分の一に相当する額の金額とする。ただし、成年に達した者に対しては、定額の十分の三に相当する額の金額とする。 

独立の生計を営まない掛人のままに婚姻する親王(王)がいる。
これは、婚姻が先か、独立するのが先か。という問題でしょうか。
附則3により、未婚の皇族は独立の生計を営まない皇族とみなされるので、独立の生計を営む皇族と認めてもらうためには、先に婚姻する必要がある。ということでしょうか。
しかし、桂宮殿下は未婚のままに独立を認められました。
皇室経済会議が認めれば、必ずしも先に婚姻しておく必要はないようです。

「女性宮家」に賛成、反対と言いますが、どうもその前に「独立の生計を営む内親王」に問題がありそうです。
宮家に法的根拠が無いのであれば、宮家を創設(廃絶した宮家の復活も)しないままに、独立した皇族として認められることもあり得るのではないでしょうか。
女性宮家の創設ではなく、「内親王に一人の個人として独立生計を認めろ。」という話なら、賛成するひとも格段に増えるのではないでしょうか。
まあ、実際には眞子内親王は皇居の外へ出ることを願っていらっしゃるようなので、そんなことは要求されないでしょうが。

が、もし、未婚の内親王が独立した生計を認められたなら、悩ましい問題が起きそうです。
配偶者と子供、ですね。
桂宮殿下には、私的なパートナーというべき女性がいらっしゃることは公然の秘密でした。
殿下は女性との婚姻を望まれましたが認められず、殿下が介護を必要とされるお身体になって女性を職員として採用することを認められ傍におけるようになった。未婚ではあるが、女性と事実婚状態だったし、ご病気からお子さんができる可能性は無かった。それ故に独立を認めて、その女性を傍に置くことも許されたということでしょうか。
しかし、殿下は法的には生涯未婚でした。
同様に独立の生計を営む内親王が私的な男性パートナーを得たらどうでしょう。
そして、子供が生まれたら、その子供の身分は?
結婚しないで子供を産むシングルマザーも社会的認知を得つつあります。
独立した生計を営む内親王に好きな男性ができること、そしてその子を産むことを拒否できるでしょうか。
内親王に独立した生計を認めたら、女性宮家を創設するより皇統の規定が難しくなりそう。
いや、その前に掛人のままに、シングルマザーとして子供を産むことも可能か?
その場合、子供は皇族ではないのでその暮らしはどうなるのか?
法律には素人なので皇室典範、皇室経済法の読み方が間違っているかもしれませんが、私には内親王(皇族女性)が独立した生計を営むこと、シングルマザーになることを拒否できる規定は何もないようにしか読めないのですね。

男系男子の皇統を守ることは難しいですが、皇統は男系男子で続けてこそ皇統なのだということに対する理解がもっと広まることを願っています。