1月20日(宮内庁発表分)【午後】両陛下 人事異動者が拝謁(赤坂御所)
天皇陛下との面会には、拝謁、接見、お茶、そしてご会釈と使い分けがされています。
こちらからご挨拶に伺った者に陛下が公式に会うのが、拝謁。
陛下が呼んで公式に会うのが接見。
ややフレンドリーに会うのがお茶。
勤労奉仕団等を労うために陛下が御顔を見せられるのがご会釈。
大雑把にいえば、そんなところでしょうか。
ある人の調べによれば、平成19年の拝謁、接見、お茶の回数は合わせて年間約100回だったそうです。その中で一番多いのは、庁内人事異動に関するもので22回。
その他の拝謁は年に1度か2度。宮内庁がそんなに人事異動が多い部署とはしらなかった。まとめて年2回にすれば負担も少なくなると思うが、その前に、そんなに人の移動が激しいなら、じっくり腰を据えて皇室の将来を見据えて問題を解決しようとする人がいなくなるのではないか、と心配になる。
どうでもいいことだが、即位の礼をお世話する宮内庁職員達の所作は「慌てて練習しました。」感がありあり。
最も高いところで行われ、最高の様式美を発揮されるべき大礼がアレでは…。私はなんだかすごく恥ずかしかった。
当時ご高齢の上皇には年100回のご面会は負担が大きかったでしょうが、今上は働き盛り、準備が整った場所へ出向いて当たり障りのない御言葉をかけるだけのことですから、年間100回のご面会くらいどうてことはないでしょう。
3日に1回。週2回。1日の内に2回あることもあって大変だといいますが、資料を揃え知恵を傾けて商談するビジネスマンでもそのくらいか、それ以上の面談をこなしているし、医者なら日に何十人もの患者を診て生死に関わる判断を求められる。
今回の拝謁には雅子皇后も出られたのかな?。
このかたは、長らく勤労奉仕団のご会釈には出られたことがない。そういうかたに「慈愛の」と冠するのには、少々違和感がある。
今年成人を迎えられる愛子内親王にご会釈に出ていただけたら、現場の士気は大いに上がることでしょう。
人々が好きなのはいつでも若くてチャーミングな御姫様です。眞子内親王も佳子内親王もチャーミングですが自然のままで美しいという時期は過ぎつつある。
自然のままで美しいという時期を過ぎた後は、その人が培ってきたものが顔に表れるというが。
鬼も18、番茶も出ばな。
美人かと問えば仲人破顔する 笑みしおとめご皆麗しと
お誕生日映像の愛子内親王はチャーミングでした。
そのこはたち 櫛にながるる黒髪の驕りの春の美しきかな。
×平成29年 ○平成19年。