宮中祭祀には大祭と小祭、旬祭の別がある。
天皇が親祭する大祭の中で最も重要とされる新嘗祭だが、宮内庁は2022年(令和4年)それまで毎年予定発表してきた新嘗祭(2019年は大嘗祭)の予定発表を突然止めてしまった。
正確には、秋篠宮皇嗣殿下が新嘗祭新嘗祭神嘉殿の儀 に臨まれることは予定発表するものの、天皇の予定発表はしなくなったのだ。
令和に入ってから天皇の祭祀の予定が時折発表されないことはあったが、最近は発表されないことが常態になり、遂に新嘗祭に及んだようだ。
古代から天皇の務めの第一は祭祀であり、その故に天皇は祭祀王であり、皇位は男系男子によって継承されて来たのですが、まるでその意義を在位中の天皇が軽んじていることを示すかのように。
令和の天皇は祭祀を軽んじているのか、或いは2000年継承した祭祀王の意義を捨てて愛娘のために新たに意味づけした天皇位をプレゼントしようとしているのか、、、
天皇の祭祀予定を発表しない、その意味するところは何なのか、今はまだ分からないが、
とにかく、宮内庁が新嘗祭に限らず祭祀の予定を今上と雅子さまに限って隠すようになったことだけは確かです。
参考:宮内庁、新嘗祭予定発表とご動静発表の変遷
2021年(令和3年)
ご予定
天皇、皇后両陛下、愛子さま
11/23(火)天皇陛下 神嘉殿(新嘗祭神嘉殿の儀)
11/25(木)天皇陛下 蓮池参集所(賢所勤労奉仕団と面会)
天皇、皇后両陛下、愛子さま
11/23(火)天皇陛下 神嘉殿(新嘗祭神嘉殿の儀)
11/25(木)天皇陛下 蓮池参集所(賢所勤労奉仕団と面会)
2021年11月23日、24日のご動静
(23日)勤労感謝の日
【夜】
陛下 新嘗祭神嘉殿の儀《夕の儀・暁の儀》(皇居・神嘉殿)
皇后さま 《夕の儀・暁の儀》終了までお慎み(御所)
(24日)
【未明】
陛下 新嘗祭神嘉殿の儀《前夜に引き続き、暁の儀》(皇居・神嘉殿)
皇后さま 《前夜に引き続き、暁の儀》終了までお慎み(御所)
(23日)勤労感謝の日
【夜】
陛下 新嘗祭神嘉殿の儀《夕の儀・暁の儀》(皇居・神嘉殿)
皇后さま 《夕の儀・暁の儀》終了までお慎み(御所)
(24日)
【未明】
陛下 新嘗祭神嘉殿の儀《前夜に引き続き、暁の儀》(皇居・神嘉殿)
皇后さま 《前夜に引き続き、暁の儀》終了までお慎み(御所)
2022年(令和4年)
ご予定
天皇、皇后両陛下、愛子さま
11/22(火)
天皇陛下 皇居・宮殿(令和4年度文化功労者らのあいさつ)
11/25(金)
天皇陛下 皇居・蓮池参集所(賢所勤労奉仕団《新嘗祭(にいなめさい)奉仕者》のあいさつ)
11/22(火)
天皇陛下 皇居・宮殿(令和4年度文化功労者らのあいさつ)
11/25(金)
天皇陛下 皇居・蓮池参集所(賢所勤労奉仕団《新嘗祭(にいなめさい)奉仕者》のあいさつ)
2022年11月23日24日のご動静
(23日・勤労感謝の日)
【夜】
陛下 新嘗祭神嘉殿の儀《夕の儀・暁の儀》(皇居・神嘉殿)
皇后さま 《夕の儀・暁の儀》終了までお慎み(御所)
(24日)
【未明】
陛下 新嘗祭神嘉殿の儀《前夜に引き続き、暁の儀》(皇居・神嘉殿)
皇后さま 《前夜に引き続き、暁の儀》終了までお慎み(御所)
【夜】
陛下 新嘗祭神嘉殿の儀《夕の儀・暁の儀》(皇居・神嘉殿)
皇后さま 《夕の儀・暁の儀》終了までお慎み(御所)
(24日)
【未明】
陛下 新嘗祭神嘉殿の儀《前夜に引き続き、暁の儀》(皇居・神嘉殿)
皇后さま 《前夜に引き続き、暁の儀》終了までお慎み(御所)
2023年(令和5年)
ご予定
11/20(月)
天皇陛下 皇居・桃華楽堂(皇宮警察音楽隊創設70周年記念演奏会を鑑賞)
11/21(火)
天皇陛下 皇居・御所(神宮新嘗祭(にいなめさい)勅使につき筑波和俊掌典との面会)
天皇陛下 東京国立博物館(特別展「やまと絵―受け継がれる王朝の美―」を鑑賞)
11/26(日)
天皇陛下 サントリーホール(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団来日公演を鑑賞)
天皇陛下 皇居・桃華楽堂(皇宮警察音楽隊創設70周年記念演奏会を鑑賞)
11/21(火)
天皇陛下 皇居・御所(神宮新嘗祭(にいなめさい)勅使につき筑波和俊掌典との面会)
天皇陛下 東京国立博物館(特別展「やまと絵―受け継がれる王朝の美―」を鑑賞)
11/26(日)
天皇陛下 サントリーホール(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団来日公演を鑑賞)
2023年11月23日ご動静
(23日・勤労感謝の日)
【夜】
陛下 新嘗祭神嘉殿の儀《夕の儀・暁の儀》(皇居・神嘉殿)
皇后さま 《夕の儀・暁の儀》終了までお慎み(御所)
新嘗祭神嘉殿の儀・夕の儀は18時~20時 暁の儀は23時~1時に行われる。
宮中祭祀の新嘗祭は秘儀なので、映像はありません。
2023年11月23日伊勢神宮の新嘗祭
三重新聞
昨日、毎度皇霊祭と新嘗祭に参列し記事を書いてくれる河野太郎(支持はしていません)のブログをチェックしたところ、いつの間にか登録者記事になってましてw
祭祀のあらましと賜るお菓子が見られませんでした。
以前、今上は祭祀のおり、妻子がサッカー観戦中だったことで集中を疑問視されたこと。
今年9月の旬祭のおりは、妻子の待つ那須へ蜻蛉返りしてお遊び再開したことで実は上の空なんじゃないかとネットでは囁かれました。
皇太子時代の行状を知ってる人からは「それ見たことか」
即位しても心改めずじゃないかと思うだけなんですが。
天皇が中心で皇后はじめ皇族は天皇を支えるお役目です。
天皇が私的に皇后を支えるのはご自由ですが、皇后のために公を捻じ曲げたり隠し事をするのであれば退位を考えなければいけませんよね。
天皇として全うできないじゃありませんか?
今上と雅子さまの関係を素敵だとか仲良しで微笑ましいとか絶賛する人の価値観がわかりません。
一生全力で守っているのではなく、最高位の権力でもって誤魔化しているに過ぎません。
今上がただのひら社員なら雅子さまを守れないんじゃないですかw
天皇の御名を以って閣僚を招待し、公人としての時間を削って祭祀に勤しむのですから、画像等は無くとも予定くらい出すべきと思います。
天皇皇室の存在意義は受け継がれたその血脈と祭祀にあり、国民にとっては国事行為や公務と同等かそれ以上の位置づけです。
それを曖昧にし誤魔化すのは国民の尊崇と信頼を裏切り、自らの価値を否定することに他ならないでしょう。
祭祀も上の空?
情けないです。
天皇を支える為の皇后が、皇后を支えるための天皇になってしまったのでしょうか。祭祀は単なる私的行事ではないでしょう。
鑑賞やら静養が私的な行動であり、それをマスコミに写させて、 娘にどうこうなんて一体天皇とはなんぞや?と、それこそ国民から冷ややかに見られますわ。
それともそんな危機感もおありでない?