友人が、たいへん高価なコンサートのチケットを懸賞で当てた。
そして私を誘ってくれた。
なんと嬉しいことだろう。
「席はあまりよくないと思うけど、一応S席だよ」と友は言った。
S席!22000円じゃないですか!
自腹じゃ絶対行けない・・・どころかC席16000円も無理。
開演前に、オペラシティ53階の展望レストラン街でランチ。
中華、天ぷら、焼き肉、寿司の有名どころが入ってる。
「つな八」で天ぷらをいただきました。天ぷら屋さん久しぶりだな。
一番安いランチの定食だけど満足でしたよ。
穴子とかき揚げが後から追加。揚げたてはやっぱりおいしいね。
窓際の席に座れたので展望できました。
公演は、それはもう!素晴らしかった。
91歳のマリナーさん。
本当に来日できるの?だいじょぶ?なんて、友と天ぷら食べつつ話していたのだけど、
そんな年齢を全く感じさせない若々しさ!
指揮だけでもかなり疲れるだろうに、拍手を受けて何回も何回も出たり入ったり、
ユーモアもあってサービス精神も旺盛で。
アンコールも2曲演奏してくれた。
メインがベートーヴェンの7番だったから、アンコールはモーツァルトでは?
と予想していたワタシ。
アンコール1曲目の「フィガロの結婚」序曲が始まった時は、
嬉しくて鳥肌が立ちましたよ。
2曲目の「ロンドンデリーの歌」は、弦の奏でるハーモニーが美しく温かく、
かなりの癒しの曲であった。
プログラムのマリナーさんの写真。
高校の部活で楽器をやっていた私は、その頃が一番クラシックに親しんでいた。
青春時代にレコードでよく聴いていたマリナーさんの指揮を、
この年になってナマで観られるなんて感激(≧▽≦)