■ちょっと補足のコーナー
上流階級(貴族)クラスと中流階級(庶民)クラスとの交流会
それなりに昔から続いている月一行事のようなものですが
そもそもは、上流階級の女子たちが「せっかくなので何か自主課題をしてみましょう」と
軽い暇つぶしのような感じで、完全に思いつきから始まり、
「貴族と庶民の交流」として教師に報告、「まあ素晴らしいですね」と褒められて
成績に上乗せ
が、実際に交流会を開催しているのは中流階級クラスの女子たち
「交流会を開きたいと思いますので皆様よろしくね」と貴族様に持ちかけられ
「私達準備とか分かりませんわ」と丸投げされてしまいました
庶民女子たちは教師に相談するも「まあ何事も経験と思って」と流され
致し方なく、日々の課題の合間をぬっての準備作業に追われてます
当然後片付けまで庶民女子の仕事です
お貴族女子様は「おほほほほ〜」とやってきて「おほほほほ〜」と帰っていき
それだけならまだしも、お茶がまずいだの余興がつまらないだの文句をつけられる、という
庶民女子的には忙殺されてる割りには何の見返りもない交流会です
まあ中には、「お貴族様に取り入って」という親からの使命を果たすために
入学してきている子達もいるわけでして…
そういう子たちがせっせと続けているおかげで、不満がありつつも長く続いている、
というのが現状です
レアさん、勇ましいけどありがた迷惑です