ミカ 「……」
ミカはとにかく位の高さと見た目でみんなが持ち上げてくれて
ミカのペースに合わせてくれているからこそ、小難しい会話が成り立っていたと言う現実
レナとかの相手でもそうですが、下町のチャカチャカした会話について行けない、
この無力感をどうして良いか困惑中
爺ちゃん相手でそれを思いっきり味わっているところですが
この爺ちゃんとヒロの出会いも作ってあったのにほぼ消失
おぼろげなところだと
労働者と雇い主の爺ちゃんとが街中で大げんか
それに巻き込まれたヒロが爺ちゃんを家まで送ってあげる経緯で
爺ちゃんと意気投合!って言う流れだったと思います
豊かでない時代を生きた爺ちゃんと豊かでない村で育ったヒロとの意気投合なので
これは癖のある意気投合だぜ!って感心した事は覚えているものの
どこにどんな癖があったのかさっぱり覚えていないので
ミカに、何が正解かを言ってあげる事は出来ないのですが
あえて言うなら
ミカは自分(ヒロ)が説教されている、と思って真摯に受け止め
受け止めたその反省を聞いてもらわなくては、と思いつめていますが
ヒロは、自分が説教されている、とは微塵も思ってないですからね
いつも爺ちゃんの話に全力で同意、返す言葉も全力で憤懣、
二人して「最近の若いもんは!」って不満を吐き出しあって
よしよしお前はわかってるな!爺ちゃんもわかってるぜ!
って言うのが、ヒロと爺ちゃんの付き合いなのです
今のヒロとミカの関係なら、ここのところをヒロがうまく説明して
事前にトラブル回避に持っていく流れになってしまうなあ
と悩んだので軌道修正するかどうかここでも迷ったんですがまあ…
描きたかったのはこの後、なので
私の技量不足によりミカにはとばっちりですが当初の展開のまま
突き進んでもらいます