晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

かんぽの宿売却問題と公務員の天下り問題。

2009-02-07 13:21:02 | 政治、経済

 私も簡保に入っていた。当然そのお宿を使う権利もあったのだが、一度も使わずに満期を迎えてしまった。

 要は、みんなが使いたい連休とかゴールデンウィークのときには、使えなかったのだ。抽選とか言っていたが、おそらくは郵政関係者を優先的に入れていたようなことではなかったか?

 そして民営化された。そのときすでに、不採算物件は市町村向けに馬鹿みたいな価格で処分していたのである。今回、新たに赤字化したお宿があるとのことで1/24もの価格になったとの説明である。官のときと違い民営化された以上は,採算重視の運営をやっていたはずであるが、その経営責任について言及する政治家も評論家もいない。

 やっぱりこの国は、どこか間違っている。このままでは官僚に食いつぶされてしまいかねない。役所指導によって弁当屋さんに至るまで、協会団体のオンパレードである。戦後政治がある程度落ち着きを取り戻し、経済大国まで登りつめる段階において、できるは、できるは、自分たちの将来設計のための各種団体であった。

 建築土木分野においても、協会設立の働きかけがあった。あらゆる分野で、そうすることによって価格的標準化と競争入札の速やかな運営みたいなものが出来上がっていったのだろうと想像する。

 何だ、人事院の総裁は、渡りの大御所だったというではないか

 麻生総理大臣殿  即刻お辞めいただきたい。あなたでは、この国を滅ぼしかねない。ほかの自民党議員もお辞めになったほうがいい。それから、元自民党の方々、どんな理由で自民党を飛び出してきたのか、次の選挙までに公表してもらいたいものである。自民党に居れないなんらかの理由があったんじゃないですか?

 それにしても、鳩山総務大臣でよかった。いい加減な、その辺のお金大好き大臣では、今回の問題もすんなり通ってしまっていたかもしれないのだ。これだけは麻生総理の貢献度は高いはずである。

 兎に角、国民の感情は千路に乱れている。病気にでもなりそうな雲行きである。

 すっきり、はっきり、秋晴れのような晴天を望みたいのであるが、いつの日になるか、中高年者の生きているうちは無理かもしれないなー。