晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

某アパレルメーカーが、姿を消す。

2009-02-21 14:42:53 | 暮らし
 この業界も中々厳しい状況が続いているようだ。ゴールデンベアその他の有名ブランドで親しまれてきたこのメーカーも破産手続きに入っており、あと一ヶ月の命とかである。  

 せめてもの救いは、年末ではなく年を越しての決断である点、経営陣の会社存続への努力が伺えるものである。それにしても従業員を始め派遣社員あわせ千数百人の行き先が心配である。  

 何か、ユニクロ一人勝ちの感じである。その社長は高額所得者のトップに躍り出てしまった。トヨタもナショナルもソニーもメーカーというメーカーが元気が無い。そんな中で同じ中国で生産していながら、売り上げ、収益を伸ばし続けているユニクロは、立派というしかない。  

 一方、今日集まったファミリーたちの落胆も大きかった。結構良い製品が市価の何割引で買えたのだから、ありがたい話であった。それが今日を最後に無くなってしまう悲しさ、落胆はみんながみな、ため息をつくばかりの様子であった。  身近に起きた倒産劇であるが、これが全国的に繰り広げてられていることを思うと背筋がぞっとする問題である。

 政府の景気対策はまだまだである。銀行の貸し渋りも止みそうに無い。景気は何十年ぶりかの二桁の落ち込みである。給料は上がらないどころか、会社が倒産でもすればとたんに0になってしまう。  こんな中で、子育てしている今の若者に同情するばかり、悲しい。