晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

尖閣海域波高し。

2010-09-26 09:36:57 | 注目の話題

 日本人も日本政府も経済界首脳もここで冷静に対中国路線について、考え直す良い機会であると考えるべきだ。

 確かに、中国抜きでは食料も経済も政治も立ち行かなくなってしまっている現状を反省すべきである。13億人の市場がある、安い労働力があるからといっていっせいに進出していった。確かに市場は放置できないほどの大きさである。

 かといって、今回のような事態が発生した時、共産党一党独裁の国であり、人治の国である。13億もの人間をコントロールするために、また目を国内に向けさせないためにあらゆる仕掛けを考える国なのである。

 忘れやすい日本人だが、つい先だってホンダを狙い撃ちしたような賃金アップのストライキがあったばかりである。中国政府も中国人も何を考え、何をするかわからないとんでもない国なのである。

 ハイテク産業に必要不可欠のレアメタル、これを日本向けに輸出禁止したという。WTOからみて考えられないことをごく当たり前のようにやってのける。国家の形はしていてもとても尋常のお付き合いのできる国ではないのである。

 レアメタルは世界の産出量の97%を占めているという。前原外相は、モンゴル首脳と資源開発の協議をしたという。大いに結構な話である。日本の優れた技術を持って、資源探査をすべきである。モンゴルが日本の救いの神になるかもしれない。

 すでに日本企業もインドへベトナムへミャンマーへシフトし始めている。少し遅すぎた嫌いはあるが、加速して進めるときがきたような気がする。