晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

マレーシア航空機撃墜事件と日本。

2014-07-20 04:47:54 | 注目の話題
 またもや起きたマレーシア航空機の事故、状況的地域的に見て親ロシア派の仕業に違いない。
民間機をミサイルで打ち落とすとはどんな言い訳も通用しない。紛争地域における誤爆、誤射は日常茶飯事だが、今回の事件は一度に300人近い人の命を一瞬にして奪ったのだ。何があろうとも赦せない。

 なぜ紛争地域の上空を飛んだのか?などと馬鹿なことを言ってる御仁もいるが、当時も300機近くの飛行機が飛んでいたというではないか。大体高度一万メートルの高さを飛んでいたのだ、軍用機かどうかの判断は、できたはずである。

 それにしても、同機には子供80人、HIV研究者が多数乗っていたという。研究会合があったのかもしれない。亡くなられたご本人たちおよびご家族の皆さん、それから関係者の皆さんにお悔やみを申し上げたい。

 これまでのプーチン大統領の領土拡大政策、これを認めるわけにはいかない。国際舞台で非難されているが、徹底した孤立化を進めるべきだろう。その責任の一端を日本も果たすべきであろう。
 
 領土問題があるから対ロシア制裁を特別視したいとか言われているが、北方領土は帰ってこないことを覚悟すべきである。故郷を持つ人たちには酷かもしれないが、領土奪還よりもまずは自由に行き来ができる環境を作るべきだろう。墓参もしたいだろう。それを支援することのほうが先ではないか。 

 クリミア半島問題、ウクライナの内戦問題、最近では北方領土の投資も増えているという。こんな状態の中、四島は帰ってこないと考えるのが順当かもしれない。施政権の及ばないところを奪還することよりすでに施政権のある島々を守ることのほうが優先されるべきではないか。

 安倍総理に求めたい。