「宿り木」たくましく生きる。

　游縁通り公園を１時間半ほどのウオーキングをすませました。
　この公園にある樹木も　ヒバ類と松類の針葉樹を除いてはすべて落葉していて
冬季間の休眠状態になっている。

　ところが休眠している「サクラ」木の上に青々とした葉をつけて直径60㌢ほどの
丸い「宿り木」が堂々と葉を広げてる。宿り木は野鳥の糞に混入していた「種」が
広葉樹の枝に粘着　根を樹木の幹にくい込ませて水分と栄養を吸い取って成長する
寄生樹木なのです。　冬に黄色い花を咲かせて赤黄色の小さな実を付け　その実を
野鳥に食べさせて次の樹木へと生域範囲を広げているのです。

　花言葉は「困難に打ち克つ」「忍耐」‥厳しい冬も葉の緑を保つ事から生命力の
強さを持っている花言葉・・　「人のふんどしで相撲をとる」‥そんな生き方で
抜け目なく　卑怯な生き方のようだが　宿った樹木を枯らす事は無く　春には
新芽とサクラの花を咲かせてくれる共生樹なのです。
　北海道の厳しい真冬に広葉樹が見れるのは「宿り木」だけなのです。