先日、親戚の満中陰のお下がりの中に“しんこ”が入っていた。
どこか懐かしい形、
どこか懐かしい味やった。
@しんこ
しんこのだんごは、祝いごとや仏事のおりにつくる。
米の粉ともち粉を水で練ってこしきで蒸す。
蒸しあがったものをさいとう(浅い桶)の中に出して、手のひらに力をこめてつきこんで、だんごにする。
軽くにぎれるほどの大きさにちぎり、鉄のねじり型に入れて形をつける。
もう一度こしきに入れて蒸しあげる。
砂糖をつけて食べるとおいしい。
米の粉八合ともち粉二合を合せて一升で240個のしんこをとる。
『日本の食生活全集29奈良の食事』から抜粋
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます