大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

獅子神楽

2008年01月05日 | 三重県
正月の恒例は、家人の実家の方々と伊賀一之宮の敢国(あえくに)神社へ初詣。
お昼をよばれてからの出発だったので、(今年は2日の)午後3時すぎに神社に到着。
大きな赤い鳥居をくぐると、右手の建物の中に“獅子神楽”を見つけた。
妙に気に入り携帯でも撮影し、待ち受け画面に設定。
「舞初祭は3日の午後0時半からか・・・見てみたいなぁ~」
などと思いながらお参りを終えた。
帰る車の中では、お昼の酒がまだ残っていたからか、
今見た“獅子神楽”と、小さい頃、母の里に正月来た“獅子舞”が交差した。
昔、私は“獅子舞”に頭を噛まれ、怖くて布団に潜んで泣いたことがあったのだ。
実家へ戻る途中、伊賀上野のスーパーに寄り買い物。
そると偶然なのか願いが通じたのか、商品の棚の間から“獅子舞”登場!
獅子舞は私の方に近づきながら、小さい子どもの頭を噛んだ。
私も噛んで欲しそうに眺めていると、
獅子舞が私に近づき、私の肩を噛みながら
「厄を祓って、よい年になりますように。」と言ってくれた。
あまりにも感動してしまい、写真を撮るのを忘れてしまった・・・
※敢国神社の獅子神楽
当社特殊神事として古くより行われ舞初祭は正月3日、舞上祭は4月17日。
毎年正月3日、藩公城中に於て領内安全五穀豊穣の祝祷の後、伊賀一国を巡奏して厄除の舞を奉奏し終って報賽神事として舞上祭を行うのが習わしとなっているそうだ。
郷土芸能として昭和29年4月1日、三重県無形文化財に指定された。



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