大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

ランプロファイヤー岩脈

2009年05月14日 | 四国
もう少しだけ四国・香川のこと。
かめびし屋の北側、赤い欄干の橋の上で家人が来るのを待った。
一体家人はどこで何をしてたんやろか?未だに謎である。
家人と合流してから、引田の町を駐車した場所へとぶらぶら歩いて戻った。
その道中で、「次はどこ行く?」という会話に。
私はすぐに「天然記念物のランプロファイヤー岩 脈!」と言った。
「それ何よ?」という声はあるが、「そんなトコいらん!もう1軒うどん屋へ!」という声はも う無かった。
車に乗って岬巡り、少し道に迷ったけどそれなりに到着。
小さな港の外れに車が多く停まっているのに驚いた。
そんなにこの天然記念物は有名なんやろか?
車を停めたところから4~5分ほど浜沿いの道を歩いた。
会話は親父(私)の地学好き。
この前、桜の頃に弁当を買って「中央構造線・月出露頭」を観に行ったことを家人が次男に説明していた。
浜には潮干狩りをする人たち。
海の向こうには源平の合戦があった屋島が見えた。
到着後,「ランプロファイヤー岩脈」を目の前にして、白と黒のストライプの岩脈を眺め自然の造形美に感嘆する私。
その岩脈によじ登る長男。
磯で魚や生き物を探す次男。
拳大の石を持って、岩に付いた牡蠣を叩く家人・・・
私は旅の土産にと,磯に転がっていた黒色の煌班岩を1つ持って帰ることにした。
またここでもそれぞれ四者四様やなぁ~
※ランプロファイヤー岩脈
白色の花崗岩の烈隙に黒色の煌班岩が侵入した世界でも珍しい岩脈。
日本では この四国の海岸から広島県の因島等で表面に露出しているのが見られる。「写真;ランプロファイヤー岩脈」


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