タミフル

「奢れる者久しからず、ただ春の夜の夢の如し」
金曜の夜の宴での元気さが嘘のよう・・・
土曜日は一日ぼんやりと、その体調の悪さは“二日酔い”やと思ってたのに。
日曜日の朝、久々に野良仕事へと思って起きたんやけど、節々が痛く、背中が重い？
変やなぁ～って思って体温を測ったら３７．２℃ 。
「そんなはずはない！」って思って、もう一度測り直したら３７．４℃。
慌てて解熱剤を飲んで炬燵に全身を入れてＴＶ＆ビデオ三昧。
「咳もあんまり無いしなぁ～　もしかしたら今流行の・・・」
夕方になっても体温は下がるどころか、３７．９℃に上昇。
しかし、昨日は日曜日、駆け込む病院は無い。
ショウガナイので、以前息子の飲み残した“タミフル”を勇気出して試飲。
今朝から仕事を休んで病院へ
待合室で読んだのが、塩野七生『サイレント・マイノリティ』。
ヴェネツィアなどの衰亡を、平家物語にある「奢れる者久しからず、ただ春の夜の夢の如し」を用いて“歴史の理である”と書いていた。
医者は、「大したことないでしょう・・・」と言ったのだが、
念のためにインフルエンザの検査を頼んでしてもらった。
検査結果は「Ａ型」。
その結果に医者も驚いていた。
それから薬と診断書を貰って帰宅。
家人や親父にうつしたらあかんしなぁ～
診断書には「５日間の加療を要す」と書かれているはず。
昨夕のタミフルと病院での注射が効いているからか、現在の体温は３５．８℃。
さぁ～この１週間どうしようかなぁ～
飲みに出かけるわけにはいかへんしなぁ～　退屈やなぁ～
「写真；厳島神社」